組織によっては、特定のビジネス目的でサブドメインを使用する場合があります。たとえば、ドメインが solarmora.com の場合、mail.solarmora.com というサブドメインからメールを送信したり、support.solarmora.com というサブドメインを使用して技術サポート情報を提供したりできます。
ドメイン プロバイダによっては、ドメインで DKIM を有効にするに記載された手順で DKIM TXT レコードをサブドメインに直接追加することが許可されています。
TXT レコードをサブドメインに追加することがドメイン プロバイダで許可されていない場合は、変更後の TXT レコードを親ドメインに追加します。これにより、サブドメインで DKIM が有効になります。
手順 1: 親ドメインの DKIM TXT レコードの名前と鍵の値を取得する
TXT レコード名と DKIM 鍵の値を取得するには、ドメインの DKIM 鍵を生成するに記載された手順を行います。
重要: サブドメインは、管理コンソールの [メールの認証] ページにある [選択したドメイン] メニューで選択したドメインのサブドメインである必要があります。
手順 2: TXT レコード名を変更する
管理コンソールで TXT レコード名を変更して、サブドメインで使用できるようにします。TXT レコード名を変更するには、TXT レコード名の末尾にピリオド(.)を付け、その後にサブドメイン名を追加します。
たとえば、サブドメインが mail.solarmora.com の場合は、次のようにします。
サブドメインが support.solarmora.com の場合は、次のようにします。
手順 3: 変更した TXT レコードと DKIM 鍵を親ドメインに追加する
ドメイン プロバイダにログインし、手順 1 と 2 で取得した DKIM 情報を追加します。
次のヒントを覚えておいてください。
- TXT レコードの制限: 一部のドメイン プロバイダでは、TXT レコードの長さを制限しています。使用する場合は、TXT レコードの制限と DKIM 鍵をご覧ください。
- DKIM の開始に最長で 48 時間ほどかかることがある: DKIM 鍵を追加してから DKIM 認証が機能するようになるまでには、最長で 48 時間ほどかかることがあります。
- 複数のドメイン: DKIM を複数のドメインに設定する場合は、ドメインごとに次の手順で操作します。ドメインごとに、管理コンソールで一意の DKIM 鍵を取得する必要があります。
- サブドメイン: サブドメインに DKIM を設定する必要がある場合は、サブドメインの DKIM 鍵を追加するをご覧ください。
ドメインのログイン情報、設定、TXT レコードについては、ご利用のドメイン プロバイダにお問い合わせください。たとえば、Google Domains がドメイン プロバイダの場合は、こちらのヘルプをご覧ください。サードパーティのドメイン プロバイダに関しては、Google のテクニカル サポートの対象外です。
- ドメイン プロバイダの管理コンソールにログインします。
- ドメインの DNS レコードを更新するページに移動します。
- DKIM の TXT レコードを追加します。
- 1 つ目の欄に、変更後の TXT レコード名を入力します。
- 2 つ目の欄に、管理コンソールの TXT レコードの値(DKIM 鍵)を入力します。
- 変更を保存します。