なりすましとフィッシングへの保護対策を行い、メールが迷惑メールに分類されないようにする
ドメインの DKIM を無効にすることはおすすめしていません。DKIM を使用しない場合、ハッカーなどの悪意のあるユーザーがドメインを偽装して、ご自身の組織またはドメインを発信元と見せかけたメールを送信できる状態となるためです。ドメインからのメールが迷惑メールに分類される可能性も高くなります。
ドメインの DKIM を無効にすることはおすすめしていません。DKIM を設定してもメールが迷惑メールに分類される場合、原因は DKIM 以外の部分にある可能性があります。詳しくは、DKIM に関する問題のトラブルシューティングをご確認ください。
DKIM を無効にする場合は、次のような対応が推奨されます。
- DKIM TXT レコードはドメイン プロバイダに残しておくことをおすすめします。レコードを残してもメールの配信に影響はなく、むしろ、レコードがあることで DKIM を簡単に元に戻せるようになります。
- DKIM TXT レコードをドメインに追加した直後に削除した場合、DKIM で署名されたメールは認証チェックに合格しません。そのようなメールは迷惑メールに分類される可能性が高くなります。新しい DKIM TXT レコードをドメインから削除する前に、少なくとも 4 日間は待つことをおすすめします。
- ドメインのログイン情報、設定、TXT レコードについては、ご利用のドメイン プロバイダにお問い合わせください。たとえば、Google Domains がドメイン プロバイダの場合は、こちらのヘルプをご覧ください。サードパーティのドメイン プロバイダに関しては、Google のテクニカル サポートの対象外です。
ドメインで DKIM を無効にする
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管理コンソールで、メニュー アイコン [アプリ] [Google Workspace] [Gmail] にアクセスします。
- [メールの認証] をクリックします。
- [メールの認証] ページで、[認証を停止] ボタンをクリックします。