すべてのドメイン(your-company.com)には、ウェブサイトの場所やメールの配信先をコンピュータに知らせる DNS レコードがあります。他のユーザーが Google Workspace であなたのドメインを使用できないようにするには、あなたがそのドメインの所有者であることを証明する必要があります。
注: Google Workspace のお申し込み時に Google パートナーからドメインを購入した場合は、ドメインの所有権がすでに証明されている可能性があります。
ドメインの所有権を証明するには、次の手順を完了する必要があります。
- Google 管理コンソール から一意の TXT レコード値をコピーします。
- 一意の TXT レコード値をドメインホストの設定に貼り付けます。
- Google 管理コンソール で所有権を証明します。
ステップ 1: Google 管理コンソール から一意の TXT レコード値をコピーする
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管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。
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Google Workspace に最近お申し込みされた場合は、設定ツールを使用できます。
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所有権を証明するドメインまたはサブドメインの [ドメインの所有権を証明] をクリックします。
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ドメイン設定ツールで [始める] をクリックし、ドメインホストを選択して [続行] をクリックします。
ドメインホストがリストにない場合は、[ドメインで別のホストを使用している] を選択します。
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[TXT レコード] セクションで、「google-site-verification=」も含めて値をコピーします。
ステップ 2: 一意の TXT レコード値をドメインホストに貼り付ける
一般的なドメインホスト向けの詳細な手順
一般的な手順
- ドメインを管理しているウェブサイトにログインします。ここで、ドメインの DNS レコードを変更できます。
- ドメインの DNS 設定に移動します。[DNS レコード]、[ドメイン管理]、[ネームサーバー管理] などの項目を探します。
- TXT レコードを見つけます。
- 次の値を使用して新しい TXT レコードを追加します。
種類 TXT
名前 / ホスト / エイリアス 空白のままにするか、「 @
」を入力します。既存の Google Workspace アカウントにサブドメインを追加する場合は、このフィールドにサブドメインの値を入力します(例: サブドメインが support.your-company.com の場合は、「
support
」と入力します)。値 / 応答 / 参照先 Google 管理コンソールからコピーした一意の ID を入力します。
例:
google-site-verification=abcdef123_456wx789yz
- 新しい TXT レコードを保存します。
- 変更が反映されるのを待ちます。新しい TXT レコードが認識されるまでに、最長で 72 時間ほどかかることがあります。ドメイン登録事業者によってコードが公開されると、Google はあなたをドメインの所有者として認識できるようになります。
ステップ 3: Google 管理コンソールで所有権を証明する
- 一意の TXT レコード値をコピーした管理コンソールに戻ります。
そのウィンドウをすでに閉じてしまった場合は、ステップ 1 の手順をもう一度行います。
- [ドメインホストのコードを更新したら...] を選択し、[確認] をクリックします。管理コンソールは、一意の TXT レコードを検索し、証明しようとしているドメインに関連付けられているかどうかを確認します。
- Google 管理コンソール が、想定されるドメインに関連付けられた一意の TXT レコードを見つけたら、作業は完了です。[Gmail を有効にする] をクリックして設定プロセスを続行するか、[Google Workspace の詳細] をクリックします。
TXT レコードが見つからない場合は、ドメインの所有権を確認できなかったというメッセージが表示されます。画面に表示されるヒントを確認して、この記事のトラブルシューティングの手順をお試しください。
トラブルシューティング手順
- 入力内容を再確認する: ドメインホストの推奨形式に沿って、すべてが正しく入力されていることを確認します。
- 72 時間待つ: TXT レコードの変更がインターネット全体で認識されるには、しばらく時間がかかることがあります。
- ドメインホストのサポートに問い合わせる: DNS 設定に関する問題のトラブルシューティングをサポートしてもらいます。