ビジネス用メールアドレスで Google サービスに登録した場合は、こちらをご覧ください。
Gmail のメールアドレスを使用して Google Workspace Business エディションに登録した場合は、ドメインの所有権を証明することで、追加の管理機能を利用できるようになります。ドメインをお持ちでない場合は、証明プロセスの際にご購入いただけます。
より多くの機能を活用する
ドメインの所有権を証明すると、カスタム ドメインのメールアドレスが利用できるようになります。また、ユーザー アカウントの作成、ユーザー プロファイルやセキュリティ設定の管理、管理機能へのアクセスが可能になります。
Gmail アカウントとドメインの所有権証明済みのアカウントの機能を比較する。
Gmail アカウントへの影響を確認する
ドメインの所有権を証明すると、末尾が @yourdomainname.com のカスタム メールアドレスが作成されます。Gmail アドレスからのメール、Gmail アカウントの Google ドライブ ファイルなどのデータはすべて、ドメインの所有権証明済みの新しいアカウントのカスタム メールアドレスに保持されます。
カスタム メールアドレスが、メールの送受信に使用するメインのメールアドレスになります。Gmail のメールアドレスに送信されたメールは引き続き受信できます。また、Gmail のメールアドレスからメールを送信することもできます。詳しくは、手順 3: 差出人のアドレスを変更するをご覧ください。
ドメインの所有権証明済みのアカウントでは、個人用 Gmail で利用できる一部のサービスがサポートされていません。たとえば、ドメインの所有権を証明すると、Google ファミリー、Google Fit、Google Nest は使用できなくなります。
オプション 1: 所有するドメインのカスタム アドレスを使用する
カスタム メールアドレスなどの Google サービスのその他の機能を利用できるようにするには、ドメインの所有権を証明する必要があります。ドメインをお持ちでない場合は、このプロセスの際にご購入いただけます。ドメインの所有権を証明する手順は次のとおりです。
手順 1: ドメインホストにアクセスする
ドメインホストは、DNS レコードを管理し、ウェブサイトのデータを保存するサービスです。Google にドメインの所有権を証明するには、次の情報が必要です。
- ドメインホストへのログイン情報 - 通常、ドメインホストとはドメインの購入先(GoDaddy や Enom など)と同じですが、必ずしも同じとは限りません。ドメインの購入先がご不明な場合は、ドメイン登録事業者を特定するをご覧ください。
- ドメインの DNS 設定の更新を行う権限 - ドメインの DNS 設定(別名: DNS レコード)の更新が必要です。ほとんどのドメインホストでは、ドメインホストのウェブサイトでアカウントにログインすると、DNS 設定を更新できますが、ご自身では更新できないケースもあります。
ユーザー側で DNS 設定の更新を行えないタイプのドメインホストをご利用の場合は、ドメインのウェブサイトでファイルを更新してドメインの所有権をご確認ください。ドメインの所有権を TXT レコードで証明するをご覧ください。
手順 2: ドメインの設定を更新する(ドメイン設定ツールを使用)
次の手順に沿って、ドメインの所有権を証明します。
- ドメイン設定ツールに移動します。
- [すでに所有しているドメインを使用する] をクリックします。
- ドメインホストにログインします。表示された確認レコードを、ドメインの DNS 設定に追加します。または、ウェブサイトのファイルにタグやファイルを追加します。
- 下記のリンクをクリックすると、ご利用のドメインホストで確認レコードを追加する手順をご覧いただけます。ご利用のドメインホストに関する記載がない場合は、一般的な手順をご確認ください。
- DNS 設定に確認レコードを追加した後、プロンプトが表示されたら、ツールの画面でこのレコードを検索します。
- 数分(1 時間ほどかかる場合もあります)後に、ドメインの所有権の証明完了メッセージが表示され、[Gmail を開く] をクリックします。
オプション 2: 新しいカスタム ドメイン アドレスを設定する
- ドメイン設定ツールに移動します。
- [新しいドメインを購入する] をクリックします。
- 手順に沿ってドメインを検索、選択、登録します。
- 数分(1 時間ほどかかる場合もあります)後に、ドメインの所有権の証明完了メッセージが表示され、[Gmail を開く] をクリックします。
組織のドメインの所有権証明済み Google アカウントを管理する
組織の、ドメインの所有権証明済み Google アカウントの特権管理者は、ユーザー アカウントの作成、セキュリティ設定の構成、ポリシーの作成など、サービスのあらゆる側面を管理できます。
ユーザー アカウントの管理に関する以下の記事をご覧ください。
別のユーザーを特権管理者にする方法
別のユーザーを特権管理者にすることもできます。別の特権管理者は、ドメインの所有権証明済みのアカウントから自分を含む任意のユーザーを削除できます。特権管理者はユーザーを削除する場合に、そのユーザーがすべてのデータを保持できるよう指定することができます。この場合、移行された Gmail アカウントのデータを含む、ドメインの所有権証明済みのアカウントのすべてのデータが保持され、Gmail アカウントに戻ります。
ただし、特権管理者は、アカウントからユーザーを削除する際に、そのユーザーのデータをすべて削除することも選択できます。この場合、移行された Gmail アカウントのデータも含め、ドメインの所有権証明済みのアカウントのすべてのデータが完全に削除されます。
手順については、ユーザーを管理者にするをご覧ください。
よくある質問
通常、ドメインホストとはドメインの購入先と同じですが、必ずしも同じとは限りません。ドメインの購入先がご不明な場合は、ドメイン登録事業者を特定するをご覧ください。
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管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。
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- ドメインの所有権の証明を求めるメッセージが表示されない場合は、この手続きが完了しています。
確認レコードの追加にかかる時間は 10 分ほどです。追加していただいたレコードの検証には最長で 1 時間ほどかかる場合がありますが、通常はそこまでかからずに完了します。
お困りの際は、直接サポートにお問い合わせください。
個人用 Gmail に戻すには、Google Workspace の解約(Gmail アカウントをご利用の場合)の手順に沿って操作してください。
Workspace サブスクリプションを解約すると、すべてのメールとデータが、登録時に使用した Gmail のメールアドレスに転送されます。Gmail と関連サービス(Google ドライブなど)は引き続き使用できますが、Workspace のサブスクリプションや管理コンソールへのアクセス権は失われます。ドメインの所有権を証明せずに、Gmail のメールアドレスを使用して Workspace Business サブスクリプションに再度登録できます。
Google、Google Workspace、および関連するマークとロゴは、Google LLC の商標です。その他すべての企業名および商品名は、関連各社の商標または登録商標です。