サポート対象エディション: Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus。 エディションの比較
Google ドライブと Google ドキュメント用のクライアントサイド暗号化(CSE)では、Google Workspace のデフォルトの暗号化に加えて、独自の暗号鍵を使用して組織のファイルを暗号化することもできます。ドライブとドキュメントの CSE レポートには、次の 2 つが用意されています。
- クライアントサイド暗号化レポートには、ある一定の期間に CSE を使用して暗号化されたドメイン内のファイルの数が示されます。
- クライアントサイド復号化レポートには、ある一定の期間にダウンロードおよび復号されたドメイン内の CSE ファイルの数が示されます。
CSE について詳しくは、クライアントサイド暗号化についてをご確認ください。
注: セキュリティ ダッシュボードには、CSE データの概要も表示されます。詳しくは、セキュリティ ダッシュボードを使用するをご確認ください。
クライアントサイド暗号化レポートまたは復号化レポートを表示する
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管理コンソールで、メニュー アイコン [セキュリティ] [セキュリティ センター] [ダッシュボード] にアクセスします。
- [クライアントサイド暗号化] グラフまたは [クライアントサイド暗号化] グラフの右下にある [レポートを表示] をクリックします。
クライアントサイド暗号化グラフとクライアントサイド復号化グラフ
レポートの種類に応じて、グラフには、ある一定の期間に CSE で暗号化されたドライブ内のファイルの数、または、ある一定の期間にダウンロードおよび復号された CSE ファイルの数がファイル形式別に表示されます。
グラフをカスタマイズして、特定の種類のファイルに関する詳細情報を表示できます。
フィルタ | 説明 |
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特定のファイル形式のデータを表示するには、チェックボックスをオンまたはオフにします。 |
ドメイン | 複数のドメインがある場合は、レポート対象のドメインを選択します。 |
期間 |
今日、昨日、今週、先週、今月、先月から選択したり、経過日数(最長 180 日)を指定したり、開始日や終了日を入力したりして、レポートに表示するデータの種類を選択します。[適用] をクリックします。 |
グラフのデータを含むスプレッドシートを生成するには、[シートをエクスポート] をクリックします。グラフ内のデータを含むスプレッドシートは、[マイドライブ] フォルダに保存されます。
暗号化されたファイルと復号されたファイルの表
レポートの種類に応じて、CSE で暗号化されたファイルのリスト、またはダウンロードおよび復号されたファイルのリストを、日付とファイル形式でフィルタして表示できます。
- [フィルタを選択] アイコン をクリックします。
- ファイルを暗号化した日付、またはファイルをダウンロードおよび復号した日付を選択するには、[日付] をクリックして日付を選択します。[適用] をクリックします。
- 特定のファイル形式を選択するには、[カテゴリ] をクリックして、ファイル形式のチェックボックスをオンまたはオフにします。[適用] をクリックします。
- 表には、選択したフィルタに一致する暗号化されたファイルが表示されます。
ドキュメント ID | ファイルのシステム生成 ID。この ID は、暗号化プロバイダを使用して CSE をトラブルシューティングする必要がある場合に役立ちます。 |
タイトル | ファイル名。Google ドキュメント エディタ以外の形式の場合、ファイルの拡張子が表示されます(つまり、[その他] カテゴリのファイル)。 |
オーナー |
ファイルを所有するユーザーのメールアドレス。 |
表のデータを含むスプレッドシートをダウンロードするには、表をエクスポート アイコン をクリックします。