この記事は、欧州経済領域(EEA)内の管理者を対象としています。EEA にはオーストリア、ベルギー、ブルガリア、チェコ共和国、キプロス、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、英国が含まれます。
EEA では、オンラインでのお支払いの認証要件として強力な顧客認証(SCA)が導入されました。EEA のルール下にあるお支払い方法を使用している場合は、お支払い時に多要素認証(MFA)が必要になります。MFA では次の 3 要素のうち 2 つ以上を使用します。
- パスワードまたは PIN
- 電話またはハードウェア トークン
- 指紋認証または顔認証
注: Google では 3DS2(3D セキュア 2)プロトコルをサポートしており、これは PSD2 SCA の要件に準拠しています。
お支払いが承認される場合
クレジット カードまたはデビットカードで手動あるいは自動でお支払いいただく場合、銀行によって生成されるポップアップに表示されるコードなどの確認情報を提供していただくことがあります。自動支払いは、Google が Google Workspace サブスクリプションに対して請求させていただく際に定期的に発生します。
新しいクレジット カードまたはデビットカードを追加する、または既存のクレジット カードまたはデビットカードをメインあるいは予備のお支払い方法として設定する際も同様です。
注: 新しいアカウントの場合、初めてカードを設定していただく際に SCA が要求されますが、以降の自動トランザクションでは要求されません。
お支払いが承認されない場合
お支払いが承認されない場合は、銀行にお問い合わせいただき、該当する支払いが PSD2 にリンクされているかどうか確認してください。リンクされている場合は、次のいずれかの方法でご対応いただくことで問題を解決できます。
- アカウント残高を手動で支払う - 操作の途中で認証するよう求められます。
- 別の銀行のカードを使用する - 銀行が PSD2 に準拠していないためにすべてのお支払いが不承認になる場合は、この方法で対応してください。
- 口座振替をメインのお支払い方法として設定する - 現在このオプションは、オーストリア、キプロス、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、オランダ、スペイン、リトアニア、ルクセンブルク、ラトビア、マルタ、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、英国でご利用いただけます。
承認に失敗する場合
請求明細に承認に失敗しましたと表示される場合、この問題を解決するには銀行にお問い合わせください。