AppSheet for Google Workspace を追加、設定する

お使いの Google Workspace のエディションに AppSheet が含まれていない場合は、追加できます。

組織がライセンスを持っているかどうか不明な場合は、AppSheet Core が含まれる Google Workspace のエディションのリストをご確認ください。

始める前に、次のことを行います。

AppSheet Core または Enterprise Plus のサブスクリプションを追加する

  1. Google 管理コンソールログインします。

    特権管理者権限のあるアカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインしてください。

  2. 管理コンソールで、メニュー アイコン  次に [お支払い] 次に [その他のサービスを利用する] にアクセスします。
  3. 左側にある [Google Workspace アドオン] をクリックします。
  4. AppSheet(Core)または AppSheet Enterprise で [Get Started] をクリックします。
  5. 手順に沿って料金とお支払いプランを確認したら、お支払い方法を選択します。
    ライセンスの購入に関する注意事項:
    • 年間プランをご購入の場合は、必要なライセンス数の入力が求められます。また、前払いでの請求となります。詳しくは、購入が必要なライセンス数を計算するをご覧ください。
    • フレキシブル プランをご購入の場合は、購入時に単一ライセンス分の料金が請求されます。その後は、ユーザーに追加のライセンスを割り当てるごとに請求が発生します(ステップ 7 を参照)。
  6. 必要に応じて、AppSheet Core のセキュリティ設定を使用してアクセスを制御します。
  7. ユーザーに AppSheet ライセンスを割り当てます

サブスクリプションの料金は、Google Workspace の毎月の請求書に含められます。

AppSheet Core のセキュリティ設定を使用してアクセスを管理する

このセクションは、AppSheet Core 管理者のみに該当する内容です。AppSheet Enterprise Plus のユーザーは、AppSheet ガバナンス ポリシーを使用して機能へのアクセスを管理できます。

AppSheet Core のセキュリティ設定を使用して、AppSheet Core ライセンスを持つ Workspace 組織内のすべてのユーザーに対して以下の機能を無効化できます。

  • AppSheet のアプリとデータベースを外部アプリユーザーと共有する機能
  • 外部アプリデータへの接続
  • 外部の宛先に送られる自動化メール
  • アプリ API を介した外部統合
  • Webhook

外部アプリユーザーとの共有の制限はアプリ自体に適用され、外部ソースの変更によってトリガーされる自動化イベントを必ずしも制限するわけではありません(例: 外部ユーザーによる Google フォームの送信によってトリガーされる自動化など)。

アプリオーナーは、AppSheet が自動化イベントをトリガーする人物を特定できないようにアプリを設定することができます。外部ソースが自組織の規定とポリシー、ならびに AppSheet の利用規約に準拠していることを確認する責任は常にアプリオーナーにあります。

AppSheet Enterprise Plus のユーザーは、データソースまたはイベントのタイプに基づいて外部トリガーが制限されるようにポリシーを設定することができます。詳しくは、事前定義ポリシー テンプレートをご覧ください。

AppSheet Core のセキュリティ設定は、プライマリ ドメイン内の Workspace ユーザーのみに適用されます。テナント ドメイン、Workspace の許可リストに設定されたドメインなど、セカンダリ ドメイン内のユーザーには適用されません。セカンダリ ドメイン内の Workspace ユーザーは外部アプリユーザーと見なされます。この設定がオンになっている場合、AppSheet Core のすべてのユーザーは、同じプライマリ ドメイン内の Workspace ユーザーのみとアプリを共有できます。

よりきめ細かな管理を行うには、AppSheet Enterprise ライセンスが必要です。

重要: デフォルトの AppSheet Core セキュリティ設定

組織のデフォルトのセキュリティ設定は、AppSheet Core ライセンスの割り当て時期によって異なります。

  • AppSheet Core ライセンスを 2023 年 7 月より前に割り当てられた組織では、[AppSheet Core セキュリティを無効にする] に設定されています。
  • AppSheet Core ライセンスを 2023 年 7 月以降に割り当てられた組織では、[AppSheet Core セキュリティを有効にする] に設定されています。

AppSheet Core セキュリティ設定の有効と無効を切り替える

AppSheet Core のセキュリティ設定の有効と無効を切り替えるには:

  1. 管理コンソールで [メニュー] > [アプリ] > [Google Workspace] に移動します。
  2. [AppSheet Core ライセンスのセキュリティ設定] を選択します。
  3. [AppSheet Core セキュリティを有効にする] または [AppSheet Core セキュリティを無効にする] のいずれかを選択します。

トラブルシューティング

AppSheet Core でアプリを作成されるお客様へ

  • 上記の設定が有効になっている場合に、無効化された機能をアプリ内で使用すると、Workspace AppSheet Core セキュリティ違反エラーが発生します。無効化された機能をアプリから削除するか、Workspace 管理者に相談して詳しい情報とサポートを得てください。
  • 監査履歴に OutgoingEmailAllowListViolations エラーが記録されている場合は、次の 2 つの問題が考えられます。
    • 送信メールの受信者リストに制限がある
    • セキュリティ設定により、外部の宛先にメールを送信できない

      この問題に対処するには、受信者リストの制限を調整するか、AppSheet Core のセキュリティ設定を無効にしてください。これらの変更を自分で行えない場合は、Workspace 管理者にお問い合わせください。

関連トピック


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