以下の型の列で、シンプルな値のリストのプルダウンを表示できます。
列の型 | 説明 |
Enum |
ユーザーは許可する値のリストの中から、1 つの値を選択できます。 |
EnumList |
ユーザーは許可する値のリストの中から、0 個以上の値を選択できます。 |
以降のセクションでは、プルダウンを設定する方法を説明し、サンプルアプリをチェックしてアプリでのプルダウンの使用例を確認します。
プルダウンを設定
プルダウンを設定する手順は以下のとおりです。
- エディタでアプリを開きます。
- [Data] にアクセスし、[Data] パネルでバーコード スキャンを追加するテーブルを選択します。アプリエディタを強化しました。
デフォルトでは新しいエディタが有効になっていますが、いつでも以前のエディタに戻すことができます。以前のエディタを使用する場合
[Data] に移動して、[Columns] をクリックし、バーコード スキャンを追加するテーブルを展開します。 - プルダウン リストを作成する列の名前の左にある編集(鉛筆)アイコンをクリックします。
- アプリに情報を表示するため、[Show?] をオンに切り替えます。
- [Type] フィールドで [Enum] または [EnumList] を選択し、単一選択または複数選択のプルダウンを設定します。
- [Values] フィールドで [Add] をクリックし、値のリストを追加します。
-
以下のオプションを有効にすることを検討してください。
-
[Allow other values] - プルダウン リストに表示される許可する値以外の値をユーザーが入力できるようになります。
-
[Auto-complete other values] - 以前に入力された値を自動入力することで、一貫性を高め、入力ミスを最小限に抑えます。
-
-
[Input mode] で [Dropdown] をクリックし、リストの形式をプルダウンにします。
-
必要に応じて他の列プロパティも設定します。詳しくは、列プロパティを設定するをご覧ください。
-
[Done] をクリックします。
サンプルアプリをチェック
サンプルアプリの Enum versus EnumList を見ると、シンプルな値のリストから以下のプルダウンを作成する方法がわかります。
- リストから(
Enum
を使用して)1 種類の果物を選択する - リストから(
EnumList
を使用して)複数種類の果物を選択する
以下は、プルダウンがアプリでどのように表示されるかを示しています。
上記の各プルダウンの列の設定を見ると、違いは [Type] しかないことがわかります([Enum] か [EnumList])。
以下の表で、各プルダウンの列の設定について簡単にまとめています。
プロパティ |
単一選択のプルダウン |
複数選択のプルダウン |
列名 |
Enum |
EnumList |
Show? |
Enabled |
Enabled |
Type |
Enum |
EnumList |
Values |
Apple、Banana、Orange |
Apple、Banana、Orange |
All other values |
Disabled |
Disabled |
Auto-complete other values |
Enabled |
Enabled |
Base type |
Text |
Text |
Input mode |
Dropdown |
Dropdown |
それぞれの設定プロパティの詳細については、列プロパティを設定するをご覧ください。
サンプルアプリの Dropdowns もご覧ください。