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国別のパススルー

現在のところ、YouTube では 2023 年に国別のパススルーを導入する予定はありません。

一部の国では、YouTube でコンテンツを配信する場合に、第三者の権利に対するライセンス費用、調整コスト、プラットフォームへの課税などに関連する費用が発生します。事業の長期的な持続可能性を維持するため、今後これらの国別のパススルー費用の一部を、収益化を行っているパートナーにご負担いただく可能性はあります。

現時点では、2023 年にこのような費用の分担を導入する予定はありません。費用の分担を開始する場合は、国別の費用と算出方法を少なくとも 45 日前までにお知らせいたします。これらの費用は特定の国々に関連するものであり、その国で得られる収益に基づき、按分した金額が差し引かれます。

注: 国別のパススルーを通じた第三者の権利に対するライセンス費用の分担は、権利処理に関する変更による楽曲の権利処理のために差し引かれる金額とは別のものです。同じ権利のライセンス費用をカバーするために、国別のパススルーと権利処理に関する調整の両方の費用が差し引かれることはありません。

仕組み

国別のパススルー費用の適用は国によって異なり、収益化の対象となっているすべての場面に適用されます。以下は、長尺動画のみをアップロードしている架空のクリエイターの例です。

架空の例

国 X ではプラットフォーム税が導入されていて、その国で得られる YouTube 広告収入にこの税が適用されます。

  • 国 X におけるパートナーの長尺動画の広告収入に基づき、国別のパススルー費用が $1 になりました。
  • 収益分配が適用された後、パートナーが $0.55、YouTube が $0.45 を負担します。
  • 収益分配を計算する前に国別のパススルー費用を差し引くことで、YouTube とパートナーは該当する収益分配に従って費用を分担します。

上の例は単独の国別のパススルー費用を示していますが、複数の国でコンテンツの収益を得ていて、それらの国で費用が適用される場合は、複数の国別のパススルー費用を分担していただくことがあります。

YouTube からの通知

YouTube でこれらの費用の分担が開始される場合は、それよりも 45 日以上前に、該当する国別の費用と費用の算出方法を通知いたします。国別のパススルー費用の負担金額は毎月報告されます。

よくある質問

楽曲の著作権使用料は国別のパススルーの対象になりますか?

いいえ。国別のパススルーを通じた第三者の権利に対するライセンス費用の分担は、権利処理に関する変更による楽曲の権利処理のために差し引かれる金額とは別のものです。同じ権利のライセンス費用をカバーするために、国別のパススルーと権利処理に関する調整の両方の費用が差し引かれることはありません。

楽曲を使用した動画の収益化については、それぞれの動画フォーマットに応じた収益化ポリシーが適用されます。詳しくは、長尺動画でクリエイター ミュージックを使用する方法と、YouTube ショートで音楽を使用して収益を受け取る方法をご覧ください。

国別のパススルーはクリエイターの住所に基づいて適用されるのでしょうか?

いいえ。国別のパススルーは特定の国々に関連するものであり、それぞれの国において、YouTube でコンテンツを配信する際に、第三者の権利に対するライセンス費用、調整コスト、プラットフォームへの課税などに関連する費用が発生します。つまり、これらの費用は、そうした費用が導入されている国で得られる収益にのみ適用されます。

自分に適用される国別のパススルーはどうやって知ることができますか?

現在のところ、YouTube では 2023 年に国別のパススルーを導入する予定はありません。費用の分担を開始する場合は、国別の費用と算出方法を少なくとも 45 日前までにお知らせいたします。国別のパススルー費用の負担金額は毎月報告されます。

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