Vault で演算子を使用して検索を絞り込む

Google Vault で組織の Google Workspace データを検索する際に、[キーワード] 欄にキーワードと検索演算子を入力すると、検索範囲を絞り込んだり広げたりできます。使用できる検索演算子は、サービスによって異なります。 Vault は Gmail、Google グループ、ドライブ、Chat、Voice の検索演算子には対応していますが、カレンダーの検索演算子には対応していません。

検索の基本

  • 組織内で使われている言語にかかわらず、検索演算子は英語で入力します。英語の検索演算子を使って、英語以外の語句も検索できます。

  • ほとんどのサービスで、ブール演算子が指定されていない場合、検索キーワードの間に AND 演算子があるものとして処理されます。

  • キーワードとフレーズでは、句読点と大文字 / 小文字は区別されません。

  • 検索キーワードと一致する結果を除外するには、検索演算子の前にハイフン(-)または NOT を追加します。たとえば、[ユーザー名 1] に送信されたメールを検索結果から除外するには、「‑to:[ユーザー名 1]」または「NOT to:[ユーザー名 1]」と入力します。

    注: 検索キーワードの先頭がハイフン(-1000% など)の場合は、ハイフンが NOT 演算子と解釈されないよう、個々の語句を引用符で囲んでください。たとえば、-1000%(検索演算子なし)を指定すると、1000 を含まないすべてが返されますが、"-1000%" を指定すると、-10001000 の両方が返されます。引用符を使うとハイフンと % は無視されるためです。

  • アカウント名を使ってメールまたはアイテムを検索するときは、演算子の直後にスペースを入れずにコロン(:)を指定します。たとえば Gmail には「to:[ユーザー名 1]」、Google ドライブには「owner:[ユーザー名 2]」を使用します。

  • 同じ演算子に複数の値を指定する場合は、丸かっこで囲んでグループ化します。たとえば、Gmail のメール受信者 2 人を検索するには「to:([ユーザー名 1] OR [ユーザー名 2])」と入力します。

  • ブール演算子(ANDORNOTAROUND)はすべて大文字にする必要があります(小文字にすると、キーワードとして扱われます)。検索キーワードが正しく処理されるように、このページの検索キーワードの複雑度に関するガイドラインをご確認ください。

検索演算子

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Gmail と Google グループの検索演算子

使用できる検索演算子:

一般的な検索演算子

演算子 説明と用途
AND

指定した 2 つの検索キーワードを含むメッセージを検索します。

例:

  • 機密 AND プロジェクト機密 プロジェクトと同等)
  • from:[ユーザー名 1] AND to:[ユーザー名 2]
OR

指定した 2 つの検索キーワードのいずれか 1 つまたは両方を含むメッセージを検索します。クエリが正しく処理されるよう、クエリ内で使用する OR の数は 20 個未満にしてください。クエリに日付に関する検索キーワード(sent_before: など)を含める場合は、OR の数を 10 個未満にしてください。

例:

  • 機密 OR アラート
  • from:([ユーザー名 1] OR [ユーザー名 2])
  • "多額の損失" OR "-1000%"(注: ハイフンで始まるキーワードは引用符で囲んで、NOT 演算子としては扱われないようにします)
NOT

指定した検索キーワードを含まないメッセージを検索します。

例:

  • NOT プライベート
  • from:[ユーザー名 1] NOT to:[ユーザー名 2]
*

不明なキーワードまたはワイルドカード キーワードを検索します。

ワイルドカード(*)は検索キーワードの末尾に指定する必要があります。たとえば「invit*」と指定すると、invite もしくは invitation(または両方)を含むメールが結果として返されます。ただし、「*ation」と指定することはできません。

ワイルドカード(*)をメールアドレスの先頭に付加すると、外部ドメインとの間で送受信されたすべてのメッセージを検索できます。

注: ワイルドカードを付けて検索したときに 100 を超える単語から成るフレーズがヒットした場合、その検索は行えません。検索条件を絞り込んでください。

例:

  • invit*
  • from:*@solarmora.com
AROUND [数字]

2 つの語が互いに近くにあるメッセージを検索します。

数字を入力して、間にある単語の上限数を指定します。引用符を追加すると、最初のキーワードが 2 つ目のキーワードより前にあるメッセージのみを検索できます。

使用上の注意:

  • AROUND をワイルドカード(*)検索と組み合わせることはできません
  • AROUND をかっこまたは複数の単語から成るフレーズと一緒に使用することはできません
  • 1 つのクエリで使用できる AROUND は 2 個までです
  • AROUND の範囲は 20 未満に設定します。

例:

  • 税 AROUND 10 監査
  • "機密 AROUND 15 プロジェクト"

テキスト、件名、ID

演算子 説明と用途
演算子なし

本文または件名にその語句が含まれるメッセージを検索します。

フレーズを検索するには、複数の単語を二重引用符(")で囲みます。

例:

  • アラート
  • "Solarmora, Inc." 注: 検索においては、引用符内のフレーズの大文字と小文字は区別されず、句読点も無視されます。この例のキーワードでは、solarmora incSolamora! inc も一致します。
subject:

件名に指定した語句が含まれるメールを検索します。

複数の単語で構成される件名を検索する場合は、単語間の各スペースをハイフン(-)に置き換えます。

例:

  • subject:secret-product-launch-plans
rfc822msgid:

Message-ID でメールを検索します。Message-ID はメールごとの固有の識別子で、メールサーバーによって追加されます。メール クライアントとサーバーはこの識別子を使用してメールを追跡します。Message-ID ヘッダーを取得するには、Vault でメールを開き、[オリジナル] をクリックします。

例:

  • rfc822msgid:AANLkTilQ5MWSp7-iE6SKepvOl-
    Spjupgr1NZTiLGu16Z@mail.solarmora.com

アカウント

演算子 説明と用途
to:

指定したアカウントで受信されたメールを検索します。アカウントには、グループのメールアドレスを指定することもできます。

Vault では [to]、[cc]、または [bcc] の欄にアカウントが含まれているすべてのメールが返されます。

組織のドメイン内のアカウントを検索する場合、ドメインを指定する必要はありません。たとえば、ドメイン solarmora.comto:sales を検索すると、to:sales@solarmora.com を検索するのと同じ結果が得られます。

例:

  • to:[ユーザー名 1]
  • to:finance-team@solarmora.com
from:

指定したアカウントから送信されたメールを検索します。次の点に注意してください。

  • Google サービスがユーザーに代わって送信した Gmail のメール(ドライブのコメント通知など)は、アカウントのユーザー名ではなくユーザーの名前のみが報告されるため、結果に含まれないことがあります。
  • Gmail で、Google グループ(from:[グループ名]@solarmora.com など)から送信されたメールを検索すると、ユーザーがそのグループに登録し、要約またはダイジェストをメールで受け取っている場合にのみ、メールが結果として返されます。すべてのメールの通知は送信者の個人アカウントから送信されます。

例:

  • from:[ユーザー名 1]
  • from:finance-team@solarmora.com
cc:

指定したアカウントが [cc] 欄に含まれているメールを検索します。

例:

cc:[ユーザー名 1]

bcc:

指定したアカウントが [bcc] 欄に含まれているメールを検索します。

例:

  • bcc:[ユーザー名 1]
replyto:

指定したアカウントが返信先として含まれているメールを検索します。

例:

  • replyto:[ユーザー名 1]
list:

グループとの間で送受信されたメールを検索します。

例:

  • list:社内報
listid:

メールの送信先グループごとの識別子でメールを検索します。

List-ID は Google グループとの間で送受信されたメールのヘッダーに含まれます。メールの List-ID を探すには、Vault でメールスレッドを開き、右上の [オリジナル] をクリックします。

例:

  • listid:employee-announcements.solarmora.com
deliveredto:

指定したアカウントに正常に配信された Gmail のメールに検索結果を絞り込みます。

例:

  • deliveredto:username1

ラベル、フォルダ、種類

演算子 説明と用途
label:

指定した Gmail ラベルを含むメールを検索または除外します。この演算子は、Google グループ内のメッセージではサポートされていません。

ラベルにスペースが含まれている場合は、各スペースをハイフン(-)に置き換えます。ネストされたラベルを検索するには、スラッシュ(/)を追加します。ラベルの検索にはワイルドカード(*)を使用できません。

例:

  • ネストされたラベルを含むメールを検索する。

    label:注文書/承認済み

  • ゴミ箱から削除されたものの、まだパージされていないメールを検索する。

    in:trash AND label:^deleted

  • 保持ルールの有効期限が切れたために、アカウントのメールボックスから削除されたメールを検索する。

    label:^vault_deletion

  • 検疫済みのメールを除外する。

    -label:^admin_quarantine

  • Gmail 情報保護モードで送信されたメールを検索する。

    label:confidential-mode

  • スケジュールに基づいて送信を待機しているメールを検索する。

    label:^scheduled

  • スケジュールに基づいて送信されたメールを検索する。

    label:^f_sd

  • 下書きメールの古いバージョンを除外する。

    -label:^r_ad

注: システムによって生成されたラベルを検索すると、大量のメールが返される場合があります。

in:

指定したフォルダ内のメールを検索します。

例:

  • in:inbox
  • in:spam
  • in:trash
is:

種類またはステータスでメッセージを検索します。

オプション:

Gmail のメールをステータスで検索します。

  • is:read
    is:sent
    is:starred
    is:unread

日付またはサイズ

演算子 説明と用途

sent_before:

sent_after:

received_before:

received_after:

送信日または受信日でメッセージを検索します。日付は YYYY-MM-DD の形式で入力します。

検索結果には、指定した日付も含まれます。たとえば、sent_before:2019-12-16 を指定すると、2019 年 12 月 16 日以前に送信されたメッセージが返されます。

例:

  • sent_after:2017-12-16

older_than:

newer_than:

指定した期間より古いまたは新しいメッセージを検索します。

指定できる期間として、d(日)、m(月)、y(年)があります。

例:

  • newer_than:1m
size:

添付ファイルを含めたサイズ(バイト単位)でメッセージを検索します。

この演算子は「:」、「<」、「>」、「=」、「<=」、「>=」と組み合わせて使用できます。

例:

  • size>=1000000

smaller:

larger:

添付ファイルを含め、指定したサイズ(キロバイトまたはメガバイト単位)より大きいまたは小さいメッセージを検索します。

キロバイトには K、メガバイトには M を使用します。

例:

  • larger:10M

添付ファイルのプロパティ

演算子 説明と用途
has:attachment

ファイルが添付されているメッセージを検索します。

has:attachment

filename:

指定した名前のファイルが添付されているメッセージを検索します。

この検索キーワードでは大文字と小文字が区別されず、部分一致とワイルドカードを使用できます。

例:

  • filename:secret-plans.pdf
filename_exact:

名前が完全に一致するファイルが添付されているメッセージを検索します。

この検索キーワードでは大文字と小文字が区別されます。

例:

  • filename_exact:sEcReT-PlAnS.PdF
ドライブの検索演算子

使用できる検索演算子:

一般的な検索演算子

演算子 説明と用途
演算子なし

サポートされているファイル形式の場合は、指定されたキーワードまたはフレーズを含むアイテムを検索します。

フレーズを検索するには、複数の単語を二重引用符(")で囲みます。大文字と小文字は区別されません。

例:

  • アラート
  • "Solarmora, Inc."
AND

指定した 2 つの検索キーワードを含むアイテムを検索します。

例:

  • 機密 AND プロジェクト
  • owner:[ユーザー名 1] AND to:[ユーザー名 2]
OR

指定した 2 つの検索キーワードのいずれか 1 つまたは両方を含むアイテムを検索します。

例:

  • 機密 OR 社外秘
  • type:(spreadsheet OR pdf)
NOT

指定した検索キーワードを含まないアイテムを検索します。

例:

  • NOT プライベート
  • [ユーザー名 1] NOT type:image

アカウント

注: アカウントは [ユーザー名 1]@example.com[グループ名 A]@example.com のように完全なメールアドレスを入力してください。

演算子 説明と用途
owner:

一致

  • 指定したアカウントにオーナー権限があるファイル。
  • 共有ドライブが検索対象になっている場合は、指定したアカウントで作成されたファイル。

不一致

  • 指定したアカウントが以前のオーナーで、別のアカウントにオーナー権限が譲渡されたファイル。

  • owner:[ユーザー名 1]@example.com を指定すると、現在 [ユーザー名 1] にオーナー権限があるファイルは一致しますが、[ユーザー名 1] が以前のオーナーで現在は別のアカウントにオーナー権限があるファイルは一致しません。
sharedwith:

一致

  • 指定したアカウントに閲覧、コメント、または編集の権限があるすべてのファイル。
  • 指定したアカウントにオーナー権限があるファイル。
  • 指定したアカウントにグループ メンバーとしての権限がある場合:
    • メンバーが 200 人未満のグループで共有されているファイルは一致します。
    • グループのメンバーが 200 人以上の場合は、指定したアカウントで開かれたことのあるファイルのみが一致します。
  • 指定したアカウントと共有されたフォルダ内のファイル(ファイルが直接共有されている必要はない)。

不一致

  • 指定したアカウントがメンバーになっているだけで直接共有されていない共有ドライブ内のファイル。
  • 指定したアカウントが属していたグループと共有されていたファイル。

  • sharedwith:[ユーザー名 1]@example.com を指定すると、[ユーザー名 1] と直接共有されたファイル、または [ユーザー名 1] が属する小規模グループで共有されたファイルが一致します。
from:

一致

  • 指定したアカウントによって、検索範囲内のアカウントと共有されたファイル。

不一致

  • 2021 年 3 月より前に共有されたファイル
  • リンクで共有されたファイル(リンクを知っている全員が操作可能)。

  • from:[ユーザー名 1]@example.com を指定すると、[ユーザー名 1] によって共有されたファイルが一致します。
to:

一致

  • 検索範囲内のアカウントによって、指定したアカウントと直接共有されたファイル。
  • 指定したアカウントにグループ メンバーとしての権限がある場合は、以下のファイルが一致します。
    • グループと共有されているファイル(グループのメンバーが 200 人未満の場合)
    • グループと共有されていて、そのアカウントで開かれたことのあるファイル(グループのメンバーが 200 人以上の場合)

    注: アカウントがグループに属していた期間中にグループと共有されていたファイルのみが含まれます。

不一致

  • 2021 年 3 月より前に共有されたファイル
  • 指定したアカウントと共有されたフォルダ内のファイル(直接共有されていないもの)。
  • 指定したアカウントがメンバーになっているだけで、指定したアカウントと直接共有されていない共有ドライブ内のファイル。
  • 指定したアカウントが属していたグループと共有されていたファイル。
  • 指定したアカウントにオーナー権限があるファイル。

  • to:admin@solarmora.com を指定すると、admin@solarmora.com と直接共有されたファイルが一致します。admin@solarmora.com が共有ドライブを介した間接的な権限を持つファイルは不一致となります。

アイテムのプロパティ

演算子 説明と用途
is:

スターの付いたアイテムを検索します。

is:starred

in:

ゴミ箱に移動されたアイテムを検索または除外します。

in:trash

-in:trash

type:

種類別にアイテムを検索します。

例:

  • type:presentation

サポートされているアイテムの種類:

  • audio
  • document(すべての Google ファイル形式と PDF)
  • drawing(Google 図形描画)
  • form(Google フォーム)
  • image
  • jam(Jamboard ファイル)
  • pdf
  • presentation(Google スライド)
  • site(新しい Google サイト)
  • spreadsheet(Google スプレッドシート)
  • textdoc(Google ドキュメント)
  • video

before:

after:

編集日時でアイテムを検索します。日付は YYYY-MM-DD の形式で入力します。

検索結果には、指定した日付のものは含まれません。たとえば、before:2019-12-16 を指定すると、2019 年 12 月 15 日以前に編集されたアイテムが返されます。

例:

  • before:2017-12-31
title:

タイトルでアイテムを検索します。

例:

  • title:"プロダクト リリース計画(社外秘)"
Google Chat の検索演算子

使用できる検索演算子:

注: Chat ではブール演算子は使用できません。引用符で囲まれたキーワードも使用できません。

一般的な検索演算子

演算子 説明と用途
+

指定したキーワードが含まれるメッセージを検索します。

検索では各キーワードが厳密に照合されます。たとえば、「+tax」を検索すると、「taxes」を含むメッセージは返されません。

例:

  • +機密 +プロジェクト
-

指定したキーワードが含まれるメッセージを除外します。

検索では各キーワードが厳密に照合されます。たとえば、「-finance」を検索すると、「finances」を含むメッセージは返されます。

例:

  • -プライベート

アカウント

演算子 説明と用途
from:

ユーザーが送信したダイレクト メッセージ、ユーザーが参加した会話を検索します。

この演算子には、組織のドメインを含む完全なアカウント名を指定する必要があります。

例:

  • from:jane@solarmora.com
at:

指定したユーザーに関連する会話を検索します。

この演算子には、組織のドメインを含む完全なアカウント名を指定する必要があります。

例:

  • at:jack@solarmora.com

日付

演算子 説明と用途

before:

after:

送信日時または更新日時に基づいてメッセージを検索します。

日付は YYYY-MM-DD の形式で入力します。

検索ではデフォルトで UTC が使用されます。タイムゾーンを指定するには、tz: 演算子を使用します。

検索結果には、指定した日付も含まれます。たとえば、before:2019/12/16 を指定すると、2019 年 12 月 16 日以前に送信されたメッセージが返されます。

例:

  • after:2018/11/21
  • before:2019/03/16 tz:GMT-08:00

older_than:

newer_than:

指定した期間より古いまたは新しいメッセージを検索します。

指定できる期間として、d(日)、m(月)、y(年)があります。

検索ではデフォルトで UTC が使用されます。タイムゾーンを指定するには、tz: 演算子を使用します。

例:

  • older_than:1y
tz:

日付と時刻に基づく検索でタイムゾーンを指定します。

GMT+ または GMT- と UTC からのオフセットを使用してタイムゾーンを指定します。

例:

  • older_than:1y tz:GMT-05:30

メッセージと Chat スペースのプロパティ

演算子 説明と使用例
has:

特定の種類のコンテンツを含むメッセージを検索します。

例:

  • has:video

サポートされているコンテンツの種類:

  • file
  • doc
  • sheet
  • slide
  • url
  • video
  • pdf
  • image
is:

DM のみ、またはスペース内のメッセージのみを検索します。特定の種類のスペース内のメッセージを検索することもできます。

方法:

  • is:dm(DM を検索する場合)
  • is:room(スペース内のメッセージを検索する場合)
  • is:threadedroom(スレッド形式のスペース内のメッセージを検索する場合)
  • is:flatroom(非スレッド形式のスペース内のメッセージを検索する場合)
Google Voice の検索演算子

使用できる検索演算子:

一般的な検索演算子

演算子 説明と用途
message:

キーワードを含むテキスト メッセージを検索します。検索演算子を使用せずに単語を入力した場合、Vault では message: とみなされます。

例:

  • message:アラート
  • アラート
AND

2 つの検索キーワードに一致するテキスト メッセージ、ボイスメール、通話履歴を検索します。複数の検索キーワードを入力した場合、Vault では検索キーワードの間に AND があるとみなされます。

例:

  • 機密 AND プロジェクト機密 プロジェクトと同等)
  • before:2020-01-31 AND with:+14155550132
OR

2 つの検索キーワードのいずれかに一致するテキスト メッセージ、ボイスメール、通話履歴を検索します。

例:

  • 機密 OR 社外秘
  • with:(+14155550132 OR +14155550188)
NOT

検索キーワードを含まないテキスト メッセージ、ボイスメール、通話履歴を検索します。

例:

  • NOT プライベート
  • with:+14155550132 NOT with:+14155550188

電話番号または日付

演算子 説明と用途
with:

特定の電話番号を使ったテキスト メッセージと通話履歴イベント、特定の電話番号からのボイスメールを検索します。

電話番号で検索する場合は、次を含める必要があります。

  • プラス記号(+
  • 国コード
  • 完全な番号と市外局番

例:

  • with:+14155550132
before:
after:

指定した日付の前または後に発生したテキスト メッセージ、ボイスメールとその音声文字変換データ、通話履歴を検索します。

検索はテキスト メッセージが送信された日、ボイスメールが作成された日、通話を発信または受信した日の午後 11 時 59 分(UTC-7)を基準としています。

検索結果には、指定した日付のものは含まれません。たとえば、before:2019-12-16 を指定すると、2019 年 12 月 15 日以前に送信されたメッセージが返されます。指定した日付も含めて検索するには、[キーワード] に検索演算子を入力する代わりに、[送信日] 欄に値を入力します。

例:

  • before:2020-01-31

データの種類または添付ファイル

演算子 説明と用途
is:

Google Voice から特定の種類のデータを検索します。

次の種類を検索できます。

  • text_message - テキスト メッセージ
  • voicemail - ボイスメールの音声文字変換データ
  • received_call - 応答した着信の通話履歴イベント
  • placed_call - 発信した通話の通話履歴イベント
  • missed_call - 不在着信の通話履歴イベント

例:

  • is:text_message after:2020-01-01 with:+14155550132
  • is:voicemail with:+14155550132
has:attachment

ファイルが添付されているテキスト メッセージを検索します。

例:

  • has:attachment
  • with:+14155550132 AND has:attachment

クエリに関する問題のトラブルシューティング

検索キーワードがエラーになる場合や期待どおりに機能しない場合、最も一般的な原因は構文エラーです。稀にクエリが複雑すぎて処理できない場合もあります。

一般的な構文エラー

  • 演算子に値を指定していない(to:[ユーザー名 1] とすべきところを to: と入力した場合など)
  • かっこがない
    from:([ユーザー名 1] OR [ユーザー名 2])
    とすべきところを
    from:([ユーザー名 1] OR [ユーザー名 2]) と入力した
  • 引用符がない(Gmail とドライブの場合)。たとえば、"Solarmora, Inc."(1 つのキーフレーズとして扱われる)とすべきところを Solarmora, Inc.(2 つのキーワードとして扱われる)と入力した
  • Gmail 以外のサービスの検索でワイルドカード(*)を使用した。ワイルドカードは Gmail でのみ使用できます。

検索キーワードの複雑度に関するガイドライン

検索キーワードが正しく処理されるように、以下のガイドラインに沿ってください。

  • 使用する OR の数は 20 個未満にします。クエリに日付演算子(sent_before: など)を含める場合は、OR の数を 10 個未満にします。
  • 1 つのクエリで使用できる AROUND 演算子は 2 個までです。
  • AROUND の範囲は 20 未満に設定します。
  • 長いクエリは同等の短いクエリに分割することを検討してください。たとえば、(税 AND 監査) OR (機密 AND プロジェクト) は、次の 2 つのクエリに分割できます。
    1. (税 AND 監査)
    2. (機密 AND プロジェクト)

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