教育機関の広告主は、具体的なコース向けの個別キャンペーンを作成することもあれば、学位プログラムや研究領域向けの幅広いキャンペーンを作成することもあります。学部生用のプログラムを対象とするキャンペーンもあれば、夜間コースの登録を促すためのキャンペーンや、資格認定プログラム向けのキャンペーンもあります。
ビジネスデータは、特定の学校や研究領域向けのすべてのキャンペーンがどのような掲載結果を生んでいるのかを把握するのに役立ちます。ビジネスデータを使用してプログラム別にパフォーマンス指標を整理したレポートの例を以下に示します。
現時点の登録メンバーや登録期間の残り日数に関するデータを組み込むと、自動化ルールを使用して、プログラムが満席になったときに入札を一時停止することができます。
プログラム別のレポート用にビジネスデータを設定する方法
まず、「"Program"」という名前のビジネスデータ表を作成します。
次に、プロモーションを行うプログラムごとにビジネスデータ行を追加します。
キャンペーンにこの表の行を適用します。次に、[ディメンション] タブの "Program.ID" を表示して、各プログラムの掲載結果データを確認します。
ビジネスデータを詳細にする方法
"Program" 表に列を追加して、プログラムを提供している学校の名前と、プログラムのタイプ(学部生向け、資格認定向けなど)の名前を付けます。このように設定することで、学校別、プログラム タイプ別に費用とコンバージョンを比較できます。
学校別やプログラム タイプ別のレポート用にビジネスデータを設定する方法
ビジネスデータを使用して満席になったクラスの入札を一時停止する
"Program" 表に列を追加して、現時点の登録メンバーと、来期向けの登録期間が終了するまでの残り日数を組み込みます。このように設定すると、自動化ルールを使用して、プログラムが満席になったときに入札を一時停止することができます。
登録メンバーと登録期限に関するビジネスデータを設定する方法
まず、["Availability"] 列と ["Days to enroll"] 列を "Program" 表に追加します。
Program 表の各行を編集して、新しい列のデータを指定します。編集が終わると、ビジネスデータ表は次のようになります。
次に、自動化ルールを作成して、登録メンバーの残席数がゼロになったプログラムのキャンペーンを一時停止するように設定します。
また、登録メンバーの残席数が 5 より大きく、登録期間が終了するまでの残り日数が 2 日を上回っている場合に入札単価を増加するルールを作成することもできます。