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収益の入札戦略に関するスケジュール

1 か月目    

実施前
  1. 目標を定めます。たとえば次のようなものです。

    • ユーザー獲得の推進(収益を生み出すコンバージョンの数の最大化)

    • 収益の最大化

  2. 入札戦略の最適化を使用し、同じ目標を共有していて過去の掲載結果が似ているキャンペーンのグループを見つけます(手動でキャンペーンを特定することもできます)。グループはそれぞれ別個のポートフォリオとして管理されます。たとえば次のようなものです。

    • ポートフォリオ A: 収益を生み出すコンバージョンを最大限に増やす必要のあるキャンペーン
    • ポートフォリオ B: 投資収益率(ROI)X で収益を最大化して広告を検索結果の最初のページに表示する必要のあるキャンペーン

    各ポートフォリオに多数のキーワードが含まれるようにポートフォリオの数を制限してください。キーワード数やトラフィック量の多い入札戦略では、検索広告 360 のアルゴリズムの柔軟性が高まるので、効率よく目標を達成できます。キャンペーンをわずかな数のポートフォリオにまとめることが現在のところ不可能な場合は、徐々に統合を進めます。

  3. 入札戦略の最適化では、CPA、広告費用対効果、ERS の平均値または 1 か月の予算に基づいて、ポートフォリオごとに ROI の開始目標が計算されます。

    ご自身で計算する場合は、次のように最近の掲載結果を使用して、妥当な開始目標を算出できるようにしてください。
    直近の過去から比較対象とする期間(たとえば、過去 30 日間のうちの 2 週間)を決めて、開始目標とその対象期間の掲載結果を比較します。比較対象の期間における掲載結果が目標とかけ離れている場合、次のいずれかを行います。

    • 最近の掲載結果に近くなるよう目標を調整する。

    • 目標を調整しない場合は、入札単価が検索広告 360 入札戦略によって大幅に変更される可能性があることに留意する。開始目標が比較対象の期間の掲載結果と大きく異なる場合、入札戦略の掲載結果の評価が困難になることがあります。

    最初に定める目標は、最近の 2 週間における掲載結果との差が 10% を超えないようにしてください。
  4. 各ポートフォリオの主な制約を決めます。たとえば次のようなものです。

    • 予算をすべて消化する一方で収益を増やす

    • トラフィックを改善、維持する

    • ROI を改善、維持する

  5. 各ポートフォリオ内のすべてのキーワードにラベルを付けて、掲載結果のモニタリングやレポート作成が簡単にできるようにします。たとえば、ポートフォリオ A のすべてのキーワードに「収益トラフィック」、ポートフォリオ B のすべてのキーワードに「ROI と最高掲載順位」というラベルを付けます。

  6. 最適化するコンバージョンのソースを決めます。

2 か月目    

実施
  1. 入札戦略の最適化による推奨値を使用してスマート自動入札戦略を作成するか、実施前に特定した各ポートフォリオでスマート自動入札戦略を作成することができます。
    必ず、最小単価と上限単価の差を大きく設定して、入札戦略で自由に最適化できるようにしてください。

    入札戦略で入札を最適化するには、3 週間以上のコンバージョン データが必要です。特定のポートフォリオ内のキーワードや商品グループの大部分で、少なくとも 3 週間、コンバージョンにつながるトラフィックが発生している必要があります。

    クリックが発生した時間と、そのクリックに起因するコンバージョンが発生した時間が大きく異なる場合(「コンバージョン達成までの所要時間」と呼ばれます)、入札戦略で効果的に入札単価を最適化するには、さらに多くの時間(コンバージョン達成までの所要時間に加えて 3 週間)が必要です。たとえば、特定のポートフォリオについて、コンバージョン達成までの所要時間の平均が 2 週間の場合、入札戦略では、入札単価の最適化のために過去 5 週間分のデータが必要となります。

    さらに、入札戦略の効果を高めるには 1 週間あたりのコンバージョン数が 20 回を超えることも必要です。ポートフォリオ内のコンバージョン数の合計が 1 週間あたり 20 回以上にならない場合は、キャンペーンを追加してみるなど、コンバージョン数が多くなるようにしてください。

  2. ポートフォリオに入札戦略を適用します。

実施後

掲載結果を表示して把握する

  • 掲載結果の評価や目標の変更を行う前に、2~4 週間の猶予を設けます。 
    1. 1 週目: 何もしません。入札戦略で掲載結果の調整を行う時間を取ります。
    2. 2 週目: [入札戦略の状態] 列を使って、指定した制約によって最適化が遅くなっていないか確認します。
    3. 3 週目: 何もしません。調整済みの設定によって掲載結果の指標が収集される時間を取ります。
    4. 4 週目以降: 入札戦略の掲載結果を評価する際に、調整期間を分析の対象にしないでください。
  • 実用的な指標を含むレポートを生成して保存します。
    1. 入札戦略の Floodlight アクティビティを含む Floodlight アクティビティ列を作成します。作成した列をキーワード レポート、広告グループ レポート、またはキャンペーン レポートに追加します。
    2. 次の列も追加します。
      • 入札戦略の状態: 次の問いに対する答えが得られます。
        この入札戦略について変更すべきものが 1 つあるとしたら、それは何か?
      • 最適費用に対する割合(%) - 次の問いに対する答えが得られます。
        入札戦略では予算を上回っているか、それとも下回っているか?

      詳しくは、入札戦略の掲載結果を把握できるその他の列についての説明をご確認ください。

    3. 掲載結果の変化を測る方法として、直近の 2 週間の期間を比較対象の期間と比較します。
    4. キーワード レポートで、掲載結果の概要グラフを変更して上限 CPC をグラフ化します。
      次の問いに対する答えが得られます。
      入札戦略により、キーワードに対して具体的にどのような変更が加えられているか?
    5. ビューを保存します。これによって定期的にこのビューに戻り、掲載結果の評価を継続的に行うことができます。
  • 定期的に詳細な変更履歴を確認します。

入札戦略の設定を微調整する

  • 入札戦略予測を使用して、費用とコンバージョン数の理想的なバランスを見つけます。可能であれば、その理想的なバランスを実現できるよう入札戦略の目標を調整します。
  • 無効なデータや不正確なデータを無視します。一部のコンバージョン データが(たとえばウェブサイトの機能停止などが原因で)不正確な場合や欠落している場合には、そうしたデータを無視するように入札戦略を設定できます。

避けるべきよくある間違い

  • 目標や制約を変更する頻度が高すぎたり、変更の度合いが大きすぎたりする。
    変更を加える頻度は 1 週間に 1 回までとし、変化の割合が 1 回につき 10% を超えないようにします。
    おすすめの方法: 3 週間ごとに評価を行い、必要に応じて小さな変更を加えます。
  • 目標を調整せずに新しいキーワードや商品グループを多数追加する。
  • 同期せずにエンジンで変更を加える。この場合、エンジンで加えた制約によって入札戦略の効果的な最適化が妨げられても、検索広告 360 では確認することができません。
    おすすめの方法: 同期を毎晩繰り返し行うようにスケジュールを設定します。

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