重要: これらの機能は一部の国または地域でのみご利用いただけます。
Google マップは、電気自動車や内燃機関車、ガソリン二輪車など、さまざまな車種の燃料効率やエネルギー効率を推定できます。ルートでの燃料またはエネルギー効率が高いほど、燃料消費量、エネルギー消費量、および CO2 排出量が低くなります。
最適なルートを決定するため、この機能がオンになっている場合、マップでは次のような要素に加えて燃料効率も考慮されます。
- リアルタイムの交通情報
- ルートのシンプルさ
- 道路状況
これにより、目的地までのルートが複数ある限り、最速ルートに加えて、最も効率的なルートが常にハイライト表示されます。
この機能をオフにすると、最速ルートが表示されます。Google マップでは、おすすめのルートに燃料やエネルギー効率は考慮されません。ただし、エンジンの種類によっては、代替ルートの中で燃料効率やエネルギー効率が最も良いルートが緑色のリーフでハイライト表示されます。
環境に優しいルートを有効または無効にする
重要: EV 向けのエネルギー効率の高いルートには、充電スタンドは含まれません。
- モバイル デバイスで Google マップ アプリ を開きます。
- プロフィール写真またはイニシャル [設定] [ナビの設定] をタップします。
- [経路オプション] までスクロールします。
- [燃費効率が良いルートを選択] をオンまたはオフにします。
Google マップ アプリでエンジンの種類を選択する
重要: この設定は車にのみ適用されます。オートバイの場合、Google マップではガソリン式オートバイを使用しているものとみなされます。
- モバイル デバイスで Google マップ アプリ を開きます。
- プロフィール写真またはイニシャル [設定] [ナビの設定] をタップします。
- [経路オプション] までスクロールします。
- [エンジンタイプ] をタップします。
- 運転する車に応じて、エンジンの種類を選択します。
- 内燃機関搭載車: [ガソリン] または [ディーゼル] を選択します。
- 圧縮天然ガス(CNG)または液化石油ガス(LPG)車両: [ガス] を選択します。
- 主に燃料で走行するハイブリッドまたはプラグイン ハイブリッド: [ハイブリッド] を選択します。
- 主に電気で走行する EV またはプラグイン ハイブリッド: [電気] を選択します。
- [完了] をタップします。
燃料効率やエネルギー効率が最も高いルートは、エンジンの種類によって異なる場合があります。たとえば、ディーゼル車の相対的な燃料効率の優位性は、一般的に高速道路の走行時に最も高くなります。ハイブリッド車と電気自動車は、停車と発進の繰り返しが多い市街地や坂道の多い場所での走行時に回生ブレーキを多用し、そのメリットによって効率を高めていく傾向があります。
エンジンの種類を選択しない場合、ほとんどの国や地域で最も一般的なエンジンの種類であるガソリンがデフォルトで選択されます。オートバイの場合、現在サポートされているのはガソリン エンジン タイプのみです。
運転ルートを検索した後に環境に優しいルート選択の設定を変更する
- 右上のメニュー アイコン [オプション] をタップします。
- [燃費効率が良いルートを選択] をオンまたはオフにします。
- ニーズに最も適したエンジンをタップします。
- [完了] をタップします。
Google マップでの燃料効率とエネルギー効率の計算
エネルギー効率と燃料効率は、米国エネルギー省の国立再生可能エネルギー研究所からの分析情報と欧州環境庁のデータに基づいて推定されます。この計算では、燃料消費量、エネルギー使用量、CO2 排出量に影響する次のような要因が考慮されます。
- お住まいの地域における自動車の燃料またはエネルギーの平均消費量
- ルート上での坂の勾配
- 少し進んでは止まるパターンの交通状況
- 道路の種類(一般道路や高速道路など)
到着時刻が最速ルートとほぼ同じ場合、マップでは燃料またはエネルギー効率が最も良いルートが推奨されます。燃料もしくはエネルギーの節約量が少なすぎる場合、または走行時間が大幅に増える場合は、ルート間の燃料またはエネルギーの節約量が相対的に表示され、簡単に比較できます。
詳しくは、環境に優しいルート選択のテクノロジーに関する資料(PDF)をご覧ください。