Google 広告エディタでは、TrueView 動画キャンペーンを作成、管理したり、動画キャンペーンの設定を編集したりすることができます。TrueView 動画広告を使用すれば、インタラクティブな方法で YouTube ユーザーやインターネット ユーザーにアピールできます。TrueView アクション(行動を促すフレーズや広告見出しのテキストを含む)キャンペーンはサポートされていますが、TrueView ショッピングはサポートされていません。
動画キャンペーンの作成
- アカウント ツリーで、動画キャンペーンを表示するアカウントを選択します。
- タイプリストで [キャンペーン] を選択します。
- データパネルの上にある [キャンペーンを追加] をクリックします。
- データパネルで、新しいキャンペーンを選択します。
- [キャンペーン タイプ] メニューから、[動画]、[動画 - 行動の促進]、[動画 - バンパー広告]、[動画 - アウトストリーム] のいずれかを選択します。
動画キャンペーンを編集する
- アカウント ツリーで、編集するキャンペーンを含むアカウントを選択します。
- タイプリストで [キャンペーン] を選択します。
- 編集するキャンペーンをクリックします。
次に、設定を編集します。たとえば、コンテンツの除外を追加すると、広告の掲載対象から除外するコンテンツを指定できます。
- コンテンツの除外を追加するには、[コンテンツの除外] の [編集] をクリックします。
- 広告を表示しないサイト、コンテンツ、広告プレースメントのカテゴリを選択します。
- [OK] をクリックします。
掲載ネットワーク設定を変更する場合は、[動画設定] をクリックし、[YouTube 検索]、[YouTube 動画]、または [動画パートナーを含める] を選択します。また、単価設定を「手動の広告視聴単価」に変更する場合は、[単価設定] にあるメニューから [手動の広告視聴単価] を選択します。
動画広告では、[1 日の予算] か [キャンペーンの合計予算額] を設定できます。なお、キャンペーンを作成した後に予算タイプを変更することはできませんので、ご注意ください。
Google 広告は、トラフィックが増加または減少する曜日を考慮しながら、合計予算をキャンペーンの期間全体でなるべく均等に配分することで、掲載結果を最適化します。たとえば、動画キャンペーンの広告の視聴回数が、月曜日と火曜日には減少し、週末には増加するとします。この場合は全体的な予算目標の範囲内で、動画がより多くの視聴回数を獲得する可能性が高い曜日に予算をより多く配分することで、掲載結果が自動的に最適化されます。
キャンペーンの合計予算を設定すると、Google 広告で配信された広告が予算の範囲を超える視聴回数またはインプレッション数を獲得しても、キャンペーンで入力した金額までしか請求は行われません。
広告グループを作成、編集する
- アカウント ツリーで、編集するキャンペーンを含むアカウントを選択します。
- 項目リストで [広告グループ] を選択します。
- [広告グループを追加] をクリックして新しい広告グループを作成するか、既存の広告グループを選択して編集します。
次に、さまざまな項目を編集します。たとえば、上位のコンテンツへの入札単価調整では、利用頻度が高いとみなされ、1 日に大量のインプレッションが発生する傾向があり、一定水準以上のトラフィックとユーザー エンゲージメントを獲得しているコンテンツについて、入札単価調整を設定できます。
新しい広告グループを作成する場合は、その広告グループで使用する広告フォーマット(インストリーム広告または TrueView ディスカバリー広告)を指定します。
動画広告を作成、編集する
- アカウント ツリーで、編集するキャンペーンを含むアカウントを選択します。
- 項目リストで [広告] を選択します。
- 広告グループのフォーマット設定が「インストリーム」の場合は、[TrueView インストリーム動画広告] を選択します。
- 広告グループのフォーマット設定が「インストリーム」であり、かつ広告グループが「動画 - 行動の促進」型のキャンペーンの配下にある場合は、[TrueView インストリーム動画広告] を選択します。広告を作成する際には、行動を促すフレーズ(必須)と広告見出し(省略可)を指定してください。
- 広告グループのフォーマット設定が「TrueView ディスカバリー広告」の場合は、[TrueView ディスカバリー広告] を選択します。
- 広告グループのフォーマット設定が「バンパー」である場合は、[バンパー動画広告] を選択します。
- 広告グループのフォーマット設定が「アウトストリーム」である場合は、[アウトストリーム広告] を選択します。
- 編集パネルで、動画 ID、最終ページ URL、ステータスなどの項目を編集できます。また、[コンパニオン バナー] の [画像を選択] をクリックして、広告に使用する画像をアップロードすることもできます。
留意点:
広告フォーマットは広告グループタイプと一致する必要があります。たとえば、広告グループのフォーマットがインストリームである場合、その広告グループの広告はすべてインストリーム広告にしてください。
Google 広告エディタと Google 広告との重要な違い
Google 広告エディタと Google 広告(ウェブ上の管理画面)とでは、TrueView キャンペーンを作成や編集において、いくつか重要な違いがあります。次に示す相違点に気を付けてください。
- TrueView ショッピング: 現在のところ Google 広告エディタでは、このキャンペーンを作成、ダウンロードすることはできません。
- ターゲット設定: Google 広告では、すべてのユーザー属性と国や地域がデフォルトでターゲットに設定されます。しかし Google 広告エディタにそうしたデフォルト設定はなく、キャンペーン設定でデフォルトとして指定した地域がターゲットに設定されます。ターゲットとする地域を増やすには、[キーワードとターゲット設定] の [地域] セクションで追加してください。
注:
TrueView キャンペーンでは、すべてのユーザー属性(年齢層や性別など)をターゲットに含める場合も、キャンペーンごとにユーザー属性の指定を行ってください。Google 広告エディタを使用する場合、デフォルトではユーザー属性に関するターゲット設定が行われません。
- コンテンツの除外: Google 広告エディタでコンテンツの除外のデフォルト設定(「成人」と「ラベル未設定」)を表示するには、デフォルトのキャンペーン タイプを [動画] に設定してください。動画以外のキャンペーン タイプをデフォルトにした状態で動画キャンペーンを作成すると、(Google 広告と異なり)コンテンツの除外がデフォルトで設定されません。
- トラッキング ピクセルの削除: Google 広告エディタで TrueView 動画広告を編集しても、ピクセル トラッキング URL(別称ビーコン)は削除されません。ただし、CSV ファイルや XML ファイルを使ってエクスポートやインポートを行うと、ピクセル トラッキング URL がすべて削除されます。
- Call-to-Action オーバーレイ: Google 広告エディタでは、動画用の Call-to-Action オーバーレイは作成できません。ただし、行動を促すフレーズを含む動画広告(たとえば TrueView アクション キャンペーン)はサポートされています。
- プレースメントと動画 ID の検証: 存在しないプレースメントの URL や動画 ID は、Google 広告では拒否されますが、Google 広告エディタでは拒否されない場合があります。
- YouTube アカウントとのリンク: Google 広告エディタから YouTube アカウントをリンクすることはできません。