リーチ プランナーを使用すると、ターゲット オーディエンスや予算、その他地域や広告フォーマット（「プロダクト構成」）などの設定に基づいて、メディアプランの有効性を予測できます。予測は広告市場の傾向、過去に運用された同様のキャンペーンの掲載結果、およびリーチ プランナーの設定に含まれている Google 広告ポリシーに基づきます。
注: 2022 年 5 月より、リーチ プランナーで共視聴の指標を確認できるようになりました。予測には、コネクテッド テレビ デバイスで広告を同時に視聴している複数のユーザーから得られた追加のインプレッションとリーチに関するデータが含まれます。リーチ プランナーの予測について
最近の傾向を把握するために、予測はキャンペーンの予定期間と同じ日数（最大 92 日間）の直近の過去データに基づいて行われます。たとえば、キャンペーンを 5 日間（平日と週末を含む）運用するように設定した場合、予測は平日と週末を含む過去 5 日間に基づきます。
注: メディアプランに YouTube インストリーム広告などオークションにかけられる広告フォーマットが含まれている場合、予測に季節的な変動が反映されることがあります。年末年始など、広告を掲載する時期によっては広告オークションの落札にかかる合計費用が異なる場合があります。
ユニークリーチ モデルの更新
Google では、リーチ プランナーなどの予測ツールで予測を行う際に、過去の広告データからのサンプルを使用します。予測データは定期的に直近のデータに基づいて調整されます。2022 年 7 月、Google では国勢調査、インターネット、YouTube における最新の人口のデータソースに基づき、基本的なリーチとユーザー属性のモデルを改善しました。今後も、このようなさまざまな人口データを継続的にモニタリングし、同様の更新を年 2 回実施いたします。
国勢調査、インターネット、YouTube における人口の最新のデータを受けた今回の更新は、予測ツールの全体的な精度と一貫性を向上させ、リーチ プランナーなどのプランニング ツールにも反映されます。全体として、今回のモデルの更新により、YouTube のユーザー コミュニティがより明確に反映されたため、さらに正確なキャンペーンのプランを立てることができます。
この更新に伴い、国勢調査、インターネット、YouTube における人口の規模のほか、一部の国ではユーザー層の分布が変化する場合があります。リーチできるターゲットの割合、ターゲット視聴率（TRP）、（ターゲット）視聴率単価（CPP）などの特定の指標は、これらの数値を使用して計算されるため、更新前に予測された同様のデータと異なる予測が出力される場合があります。
2022 年 5 月より、ユニークリーチ モデルが改善され、複数の視聴者がインターネット テレビ デバイスで同時に広告を視聴した場合に発生する共視聴が考慮されるようになりました。これにより、ユニークリーチ モデルでは、共視聴により得られた追加のインプレッションとリーチに関するデータを確認できるようになりました。メディアプランを作成する際、リーチ プランナーではこのユニークリーチ モデルの出力を使って、国単位の共視聴と共視聴者のユーザー属性に基づいて共視聴による追加のインプレッション数が予測されます。今回のリリースにより、キャンペーンをより正確に把握し、共視聴についての理解を深めることができるようになります。Google では、予測とキャンペーン レポートを比較してモデルの調整を行い、予測の品質を定期的に検証しています。
リーチ プランナーを使用すると、新しい動画アクション キャンペーン（VAC）でインプレッション数、リーチ、コンバージョン ベースの指標を予測できます。パフォーマンス プランナーは、過去のデータに基づいて既存の動画アクション キャンペーンのパフォーマンスを予測するのに適しています。新規の動画アクション キャンペーンでリーチ プランナーを使用する: 特定のクリエイティブ、ランディング ページ、コンバージョンの種類、およびターゲット オーディエンスとコンテンツにどの程度それらが共鳴しているかについてのシグナルがなくても機能します。リーチ プランナーは、リーチやフリークエンシーなど、コンバージョンベースではない指標を予測する機能も提供します。
コンバージョンの予測の更新
アクション ベースのキャンペーンの場合、リーチ プランナーでは、Google のユニークリーチ測定手法とコンバージョン率に基づいて、コンバージョン ベースの予測が算出されます。コンバージョン数は、コンバージョン率（CvR）に広告のインタラクション数を乗算して算出されます（例: コンバージョン数 =「conversion_rate」×「interactions」）。
CPA キャンペーンの場合、コンバージョン率はユーザーが入力する CvR です。CPM や CPV の動画広告フォーマットなど、CPA 以外のキャンペーンの場合、コンバージョン率は広告フォーマットの種類ごとにモデル化されます。プランで CPA の CvR が提供されている場合は、精度を高めるために、CPA 以外の CvR にも反映されます。提供されていない場合、CvR は広告フォーマットごとに過去の YouTube 広告枠に基づきます。入力したコンバージョン率は、各キャンペーンの予算に適したものである必要があり、リーチ プランナーの予測ページの下部に表示される各キャンペーンまたは広告申込情報の設定パネルでカスタマイズできます。
