Looker 向けコネクテッド シートのスタートガイド

要件: Looker 向けコネクテッド シートを使用するには、接続する Looker インスタンスの URL を把握しておく必要があります。対象となる Looker インスタンスと、Looker でコネクテッド シートを有効にする方法については、Looker 向けコネクテッド シートの使用をご覧ください。

スプレッドシートでは、Looker 向けにモデル化されたご自身のデータを接続して、信頼できる唯一の情報源からデータを分析するだけでなく、他のデータソースを統合してより詳しく分析することもできます。

Looker 向けコネクテッド シートでは、Looker にリアルタイムで接続可能な 60 を超えるデータベースを使用してデータを分析できます。また、Looker のデータをスプレッドシートのデータと組み合わせることも、ピボット テーブルのような使い慣れたスプレッドシートの機能を使用してデータを分析することもできます。

Looker の詳細については、こちらをご覧ください

Looker インスタンスに接続する

  1. パソコンで、Google スプレッドシートのスプレッドシートを開きます。
  2. 上部の [データ] 次に [データコネクタ] 次に [Looker に接続] をクリックします。
  3. Looker インスタンスの URL を入力します。
    • Looker にアクセスするには、Looker インスタンスが必要です。Looker インスタンスがない場合は、Looker セールスチームに連絡してデモをリクエストしてください。
    • Looker データへのアクセスを許可するよう求める画面が表示されると、アカウントをリンクするよう求められます。同意する場合は、[同意して続行] をクリックして Google アカウントと Looker アカウントをリンクし、Google がユーザーに代わって Looker データにアクセスすることを許可します。
  4. [Looker モデル]、[Explore] の順に選択します。
  5. [Connect] をクリックします。

Looker 向けコネクテッド シートの使用方法について学習する

Looker インスタンスから Explore を読み込むと、以下のことができます。

  • モデル化されたデータと標準化された指標に基づいてリアルタイムでクエリを実行する
  • 組織全体、パートナー、アナリスト、その他の関係者で最新データを共有し、共同編集する
  • 組み込みの Google スプレッドシート関数を使用して、Google スプレッドシートで新しい分析を作成する

Looker の詳細

Looker の用語について詳しく理解するには、以下の Looker ドキュメントをご覧ください。

ピボット テーブルを作成する

Looker データに接続されているスプレッドシートの左上でピボット テーブルを簡単に作成して、大規模なデータセットを分析し、データポイント間の関係を見つけることができます。

詳しくは、ピボット テーブルを作成、使用するをご覧ください。

  1. ピボット テーブルを編集するには、編集アイコン をクリックします。
  2. ディメンションとメジャーからデータを追加するには、次のいずれかを選択します。
    • [追加] をクリックします。
    • ピボット テーブル エディタの右側から、次をドラッグ&ドロップします。
      • ディメンションを行、列、値、フィルタに
      • measure を値またはフィルタに
      • フィルタ限定のフィールドとパラメータをフィルタに
  1. ピボット テーブルに変更を適用するには、[適用] をクリックします。

スクリーンショットの説明

= 配送センター - 名前

列 = インベントリ アイテム - 作成日

値 = 注文 - 注文数

フィルタ = インベントリ アイテム - 作成日(2023 年 12 月 1 日~2023 年 12 月 5 日)

ヒント: Looker Explores には 1 つ以上の always_filtersconditionally_filters のいずれか、または両方を含めることができます。これらのフィルタは Looker で定義されており、Looker のピボット テーブル用のコネクテッド シートにも適用されます。以下に示すように、ピボット テーブル エディタの [Looker フィルタ] セクションに移動して、フィルタが定義されているフィールドを確認できます。

ピボット テーブルにフィルタを追加する

  1. 編集アイコン をクリックして、ピボット テーブルを編集します。
  2. [フィルタ] の下の [追加] をクリックします。
値によるフィルタを追加する

ディメンションまたはメジャーを値でフィルタできます。

  1. ディメンションまたはメジャーを選択します。
  2. [すべての項目を表示しています] の横にある下矢印 下矢印 をクリックします。
  3. [値でフィルタ] の下の [フィルタを追加] をクリックします。

ヒント: Looker は上位 500 個の値を取得するため、処理に数秒かかることがあります。

  1. フィルタする値を選択します。
  2. [OK] をクリックします。
  3. シートの左下にある [適用] をクリックします。

ヒント: 現在のフィルタを削除するには、右側のサイドパネルの [フィルタ] にある [削除] をクリックします。

フィルタ式を追加する

フィルタ式を使用すると、「last day」、「next week」、「NOT 5」などの一般的な式でフィルタできます。

  1. ディメンションまたはメジャーを選択します。
  2. [条件でフィルタ] で [フィルタ式] を選択します。
  3. 式を入力します。
  4. [OK] をクリックします。
  5. シートの左下にある [適用] をクリックします。

データを更新する

Looker のデータとコネクテッド シートとの同期は、自動的には行われません。同期するにはデータを更新します。その際、更新対象として、個別のアイテム、データソース内の全アイテム、または全データソース内の全アイテムを指定できます。データソースに接続すると、そのデータに関連付けられているピボット テーブルを更新できます。

  1. パソコンの Google スプレッドシートで、Looker データに接続されているスプレッドシートを開きます。
  2. 下部の [更新] の横にあるその他アイコン その他アイコン 次に [更新オプション] をクリックします。
  3. 右側の [更新オプション] で、更新するアイテムをクリックします。すべてのデータを更新するには、右下の [すべて更新] をクリックします。

更新のスケジュールを設定する

重要: コネクテッド シートのスケジュール設定された更新では、IP アドレスやデバイス情報などのエンドユーザー コンテキストは反映されません。

スケジュールされた更新では、事前に指定した時刻にすべてのオブジェクトとデータソースが更新されます。
重要:

スケジュールされた更新は、スケジュールを設定したユーザーとして実行されます。別のユーザーが既存のデータソースを追加または更新すると、スケジュールは自動的に停止します。停止を解除するには、スケジュールのオーナーに連絡するか、更新を引き継ぎます。

ステータスがプレビューまたはエラーのオブジェクトは、スケジュールされた更新では更新されません。

  1. パソコンの Google スプレッドシートで、Looker データに接続されているスプレッドシートを開きます。
  2. 下部の [更新] の横にあるその他アイコン その他アイコン 次に [更新オプション] をクリックします。
  3. 右のサイドバーの下部にある [更新スケジュール] の [今すぐ設定] をクリックします。
  4. 更新間隔を選択します。
  5. [保存] をクリックします。
スケジュール設定された更新を引き継ぐ

スケジュール設定された更新を、元のオーナーではなく自分で行うには、更新を引き継ぎます。

  1. パソコンの Google スプレッドシートで、Looker データに接続されているスプレッドシートを開きます。
  2. 下部の [更新] の横にあるその他アイコン その他アイコン 次に [更新オプション] をクリックします。
  3. 右側のサイドバーの下部にある [更新スケジュール] の [編集] をクリックします。
  4. 更新間隔を選択します。
  5. [保存] をクリックし、スケジュール設定された更新のオーナー権限を取得します。

クエリの詳細を表示し、クエリをキャンセルする

実行中のクエリをキャンセルできるのは、スプレッドシートの編集者と必要な Looker 権限を持つユーザーです。

ピボット テーブルのクエリの詳細を表示するには:

  1. パソコンの Google スプレッドシートで、Looker データに接続されているスプレッドシートを開きます。
  2. ピボット テーブルを作成します。
  3. ピボット テーブルの左下にある [適用] をクリックして、変更を適用します。
  4. ピボット テーブルの左下にある更新アイコン 更新 にカーソルを合わせ、[更新] の横にある [Looker で開く] をクリックして、ピボット テーブルのクエリを Looker で開きます。
  5. (省略可)その他アイコン その他アイコン をクリックします。

    1. [最近の Looker クエリを表示] をクリックすると、Looker で最近実行されたクエリのリストが表示されます。
    2. [Looker のシステム アクティビティでクエリを表示] をクリックすると、このクエリの実行の詳細が [システムのアクティビティ] に表示されます。 
      1. 注: データを表示するには、Looker の see_system_activity 権限が必要です。

クエリをキャンセルするには:

  1. パソコンの Google スプレッドシートで、Looker データに接続されているスプレッドシートを開きます。
  2. クエリが実行中または保留中の場合: 下部にある [実行中のクエリ] または [クエリが保留中] の横にある、計算された実行時間の横の [キャンセル] をクリックします。
  3. [確定] をクリックします。

更新オプションのサイドバーからクエリをキャンセルすることもできます。

  1. パソコンの Google スプレッドシートで、Looker データに接続されているスプレッドシートを開きます。

  2. 下部にある更新アイコン 更新 にカーソルを合わせ、[更新] の横にあるその他アイコン その他アイコン 次に [更新オプション] をクリックします。
  3. 実行中の更新を個別にキャンセルするには、各アイテムの横にある [キャンセル] をクリックします。
  4. [確定] をクリックします。

注: 

  • 必要な Looker 権限がない場合は、クエリをキャンセルする操作を完了できません。
  • スプレッドシートのタイムアウトが原因で失敗したクエリは、データベースで実行され続ける場合があります。

Explore の接続設定

Explore に現在接続していて、接続を更新する場合は、[接続設定] を使用できます。

  1. 右上の [接続設定] をクリックします。
  2. 接続するには、新しい Explore をクリックします。
  3. [接続] をクリックします。

管理者の監査ログ

重要: コネクテッド シートで Looker データにアクセスすると、Looker の監査ログにエントリが記録されます。このログには、誰がいつデータにアクセスしたのか表示されます。ログレコードにアクセスできるのは、適切な承認を得たユーザーのみです。

監査ログにはスプレッドシート ID が記載されています。スプレッドシート ID は、文字、数字、ハイフン、アンダースコアから成る一意の値で、スプレッドシートごとに割り当てられます。スプレッドシート ID は Google スプレッドシートの URL でも確認できます。

詳しくは、コネクテッド シートのモニタリングをご覧ください

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