Chrome Enterprise Upgrade サブスクリプションの請求書が Google から直接届く場合、アカウントの管理を Google 販売パートナーに移行できます。移行すると、その販売パートナーがお客様の組織に代わってアカウントを管理し、導入、サポート、働き方の変革といったサービスを提供できるようになります。お客様の地域の正規販売パートナーは、Google Partners ディレクトリでご確認いただけます。
移行の仕組み
管理コンソールに販売パートナーがすでに表示されている場合があります。表示されていない場合は、管理コンソールで請求の管理を行っているアカウントのみ、販売パートナーに移行できます。
- アカウントの試用期間が始まり、詳細が特権管理者にメールで送信されます。
- 移行を取り消すことはできません。
- Chrome Enterprise アカウントを移行しても、関連する Cloud 請求先アカウントが移行されることはありません。
- また、移行がデータやサービスの利用可否に影響することもありません(移行中も、これまでどおり Google サービスを利用できます)。
販売パートナーによるアクセス
アカウントを移行すると、移行先の販売パートナーがユーザーの追加や削除、ユーザーのパスワードの更新、組織部門の編集、その他の設定の管理を行えるようになります。販売パートナーによるアカウントへのアクセスおよびその制限について詳しくは、販売パートナーのアカウント権に関するヘルプ記事をご覧ください。
移行後の請求
販売パートナーが移行を完了すると、そのアカウントは新しいサブスクリプションになります。請求は Google ではなく、販売パートナーから行われます。
月の初日以外の日に移行が完了した場合、その月の請求書は次の 2 通となります。
- Google が発行する、移行日までの請求
- 販売パートナーが発行する、移行完了日以降の請求
翌月以降は、販売パートナーから届く請求書 1 通のみとなります。
移行によって生じる請求への影響は以前のお支払いプランによって異なります。詳しくは、販売パートナーにお問い合わせください。
年間プランの途中解約料金
年間プラン(月払い)
移行日まで、請求は Google から直接行われます。最終の請求額は利用日数に応じて算出されます。
年間プラン(年払い)
移行しても、前もってお支払いいただいている期間のサービスご利用料金の払い戻しはありません。
アップグレード要件
新しいサブスクリプションに、従来の契約と同数以上のアップグレードが含まれている必要があります。たとえば、現在契約しているユーザー アップグレード数が 200 の場合、移行に伴ってこの数を 150 に減らすことはできません。
例外: 年間プランで契約され、契約の残存期間が 30 日以下のサブスクリプションについては、アップグレード数を減らすことができます。
30 日間の無料試用
サブスクリプションが 30 日間の無料試用中である場合は、次のいずれかに移行できます。- 販売パートナーが管理する 30 日間の試用
- 販売パートナーが管理する新しいサブスクリプション
30 日間の試用期間を満了した場合は、販売パートナーが管理する新しいサブスクリプションへの移行のみが可能です。
アカウントを販売パートナーに移行する
移行トークンにより、販売パートナーがアカウントの管理を引き継ぐことが承認されます。
始める前に: 販売パートナーの 9 文字の公開 ID を確認しておきます。
- お客様のアカウントにログインして、[移行トークンの取得] に進みます。
-
販売パートナーの公開 ID を入力し、[販売パートナー ID を確認] をクリックします。
- [移行トークンを生成] をクリックします。
- これで、アカウントの移行に関するお客様側の準備が完了しました。注: 移行トークンをコピーする必要はありません。
注: 移行トークンの有効期限は 30 日間です。
移行に関する問題のトラブルシューティング
販売パートナーが移行を完了できない場合は、もう一度ログインして上記の手順を繰り返してください。移行の問題が発生するのは、次のような場合です。
- トークンの有効期限が切れた。トークンの有効期限は生成後 30 日間です。
- トークンの生成後、販売パートナーが移行を完了する前にサブスクリプションに変更を加えた(サブスクリプションのキャンセルなど)。