OR()

次のように Yes/No 式を返します。

• いずれかの条件が TRUE の場合は TRUE
• すべての条件が FALSE の場合は FALSE

使用例

OR(FALSE, FALSE) は FALSE を返します。

OR(FALSE, TRUE) は TRUE を返します。

OR(TRUE, FALSE) は TRUE を返します。

OR(TRUE, TRUE) は TRUE を返します。

OR(([_THIS] < -2), ([_THIS] > 2)) は、_THIS 列値が -2～2 の範囲にない場合に TRUE を返します。

OR(([色] = "赤"), ([色] = "黄色"), ([色] = "緑")) は、色列値が赤、黄色、緑のいずれかである場合に TRUE を返します。IN([色], {"赤", "黄色", "緑"}) に相当します。関連情報: IN()

アクセスの許可

時刻、曜日、またはアプリユーザーに特殊なアクセス権があるかどうかに基づき、ビュー（Show if を使用）、列（Show_If を使用）、テーブル（Are updates allowed? 式を使用）などへのアクセスを許可します。

OR(
  AND((TIMENOW() >= "9:00 AM"), (TIMENOW() < "5:00 PM")),
  IN(WEEKDAY(TODAY()), {"土曜日", "日曜日"}),
  IN(
    USEREMAIL(),
    SELECT(ユーザー[メールアドレス], [特殊なアクセス権], TRUE)
  )
)

• OR(..., ..., ...) は、いずれかの条件が TRUE である場合に TRUE を返します（アクセスを許可します）。
• AND((TIMENOW() >= "9:00 AM"), (TIMENOW() < "5:00 PM")) は、現在の時刻が午前 9 時～午後 5 時の間にある場合に TRUE を返します。別の方法: IN(HOUR(TIMENOW() - "00:00:00"), {9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16})
• IN(WEEKDAY(TODAY()), {"土曜日", "日曜日"}) は、現在の曜日が土曜日か日曜日である場合に TRUE を返します。別の方法: OR((WEEKDAY(TODAY()) = "土曜日"), (WEEKDAY(TODAY()) = "日曜日"))
• IN(USEREMAIL(), ...) は、現在のユーザーのメールアドレスが指定したリスト内にある場合に TRUE を返します。
• SELECT(ユーザー[メールアドレス], [特殊なアクセス権], TRUE) は、ユーザー テーブルに基づいて特殊なアクセス権が付与される一意のメールアドレスのリストを提供します。

関連情報: AND()、HOUR()、IN()、SELECT()、TIMENOW()、TODAY()、USEREMAIL()、WEEKDAY()

構文

OR(条件 1, 条件 2, [条件 3 ...])

• 条件 - TRUE または FALSE になる Yes/No 式。少なくとも 2 つの条件値が必要です。

関連情報

AND()

NOT()