指定された区切り文字で分割したテキスト値のリストを返します。
使用例
SPLIT("John Smith", " ")
は John
と Smith
を含む 2 項目のリストを生成します。
SPLIT("バナナ, アプリコット, ぶどう", ", ")
は、バナナ
、アプリコット
、ぶどう
の 3 項目のリストを生成します。
SPLIT(LIST("バナナ", "アプリコット", "ぶどう"), ",")
は、バナナ
、アプリコット
、ぶどう
の 3 項目のリストを生成します。関連情報: LIST()
SPLIT(TEXT({"バナナ", "アプリコット", "ぶどう"}), " , ")
は、バナナ
、アプリコット
、ぶどう
の 3 項目のリストを生成します。関連情報: TEXT()
一般的な問題
SPLIT()
の最初の引数はテキスト値である必要があります。テキスト値が指定されなければ、テキストではない値は処理の前に Text
に変換されます。
特に注意すべきなのは、リスト型(List
と EnumList
)は単一のカンマ(,
)でコンポーネント値を結合して Text
に変換されます。たとえば、LIST("バナナ", "アプリコット", "ぶどう")
は、SPLIT()
では "バナナ,アプリコット,ぶどう"
と入力されたように処理されます。
SPLIT()
が使用するアプローチは、他のコンテキストでリスト値が Text
に変換される方法とは異なります。他のアプローチを使用するには、CONCATENATE()
または TEXT()
を使用してリストを手動で Text
に変換します。たとえば、CONCATENATE(LIST("バナナ", "アプリコット", "ぶどう"))
は、SPLIT()
では一般的な「スペース、カンマ、スペース」の区切りで "バナナ , アプリ , グレープ"
と入力されたように処理されます。
関連情報: CONCATENATE()
, TEXT()
構文
SPLIT(テキスト, 区切り文字)
テキスト
- 分割される任意のテキスト型。
区切り文字
- 区切り文字を指定する任意のテキスト型。