新しいハイパーリンク
指定された URL とクリック可能なテキストで構成されるハイパーリンクを返します。
注: 自動化テンプレートで
HYPERLINK()
関数を使用しないでください。サンプルアプリ
Hyperlinks サンプルアプリにある HYPERLINK()
の例をご覧ください。
使用例
HYPERLINK("https://www.google.com", "Google")
は Google を返します。
HYPERLINK("https://www.appsheet.com", "AppSheet ホームページ")
は AppSheet ホームページを返します。
HYPERLINK("https://www.appsheet.com/samples/How-to-link-to-a-URL-with-custom-text?appGuidString=3f55edfc-aa53-47fc-a206-469720f10b13", "Hyperlinks サンプルアプリ")
は Hyperlinks サンプルアプリを返します。
HYPERLINK([ベンダーサイト], [ベンダー名])
は、ベンダー名
列から抽出したクリック可能なテキストを使用して、ベンダーサイト
列の URL を指すハイパーリンクを返します。
URL で使用するテキストのエンコード
アンパサンド(&
)、コロン(:
)、スラッシュ(/
)などの特定の文字やスペースは、URL 内では特殊な意味を持ちます。こうした特殊文字を含むテキストが URL 内にある場合、そのテキストを「エンコード」して特殊な意味を除去し、問題を回避する必要があります。そのために用意されているのが、ENCODEURL()
関数です。
HYPERLINK(
CONCATENATE(
"https://www.google.com/search?q=",
ENCODEURL([商品名])
),
("Google で " & [商品名] & " を検索")
)
HYPERLINK(..., ...)
は、指定されたクリック可能なテキストを使用して、指定されたターゲット URL へのハイパーリンクを作成します。CONCATENATE(..., ...)
は、指定された値を結合してターゲット URL を算出します。"https://www.google.com/search?q="
は、ターゲット URL の最初の部分です。この部分はすでに URL として適切にエンコードされているため、ENCODEURL()
は不要です。ENCODEURL([商品名])
は、商品名
列の値をエンコードして、値に含まれる特殊文字から特殊な意味を除去します。("Google で " & [商品名] & " を検索")
は、指定されたコンポーネントから、ハイパーリンクのクリック可能なテキストを組み立てます。クリック可能なテキストは URL の一部ではないため、ここではENCODEURL()
は不要です。CONCATENATE("Google で ", [商品名], " を検索")
と同等です。
関連情報: CONCATENATE()
、ENCODEURL()
構文
HYPERLINK(URL, テキスト)
URL
- 任意のテキスト型。ユーザーがリンクをクリックしたときに表示されるページの URL を指定します。ハイパーリンクの構成時に URL は処理されないため、完全かつ有効な URL を指定してください。テキスト
- 任意のテキスト型。ユーザーに表示するクリック可能なテキストを指定します。