認識可能な値の場合、同等の Decimal
を返します。そうでない場合は 0 を返します。指定された値が空白(例: ""
)の場合、結果は空白の Decimal
値になります。
使用例
DECIMAL(4)
: 4
DECIMAL(10 / 3)
は 3.0
を返します。AppSheet では、Number
(10
)を Number
(3
)で割ると、常に Number
(3
)が生成されます。この例では、DECIMAL()
関数は Number
の結果(3
)を Decimal
値(3.0
)に変換します。
(10 / DECIMAL(3))
は 3.33
を返します。AppSheet では、Number
(10
)を Decimal
(3.0
)で割ると、常に Decimal
(3.33
)が生成されます。この例では、DECIMAL()
関数が Number
(3
)を同等の Decimal
値(3.0
)に変換します。
(DECIMAL(10) / 3)
は 3.33
を返します。AppSheet では、Decimal
(10.0
)を Number
(3
)で割ると、常に Decimal
(3.33
)が生成されます。この例では、DECIMAL()
関数が Number
(10
)を同等の Decimal
値(10.0
)に変換します。
DECIMAL("4.2")
は 0
(0.0)を返します。AppSheet は、引用符で囲まれ、特定の形式になっている未加工のテキスト値を Date
、DateTime
、Time
値として認識します。この例で "4.2"
は日付として認識されます(今年の 4 月 2 日として解釈されます)。Date
値には同等の Decimal
がないため、0
(0.0)が返されます。入力の(誤った)解釈が影響するのは未加工のテキスト値のみです。列値からの入力や別の式の結果はそれほど影響を受けません。
DECIMAL("14.2")
は 14.2
を返します。前の例と異なり、引用符で囲まれた未加工のテキスト値("14.2"
)値は、Date
、DateTime
、または Time
の値に対応していません。DECIMAL()
に特定のテキストを渡し、期待される結果を得ることができます。
入力値が数値でない場合、DECIMAL("Hello!")
は 0
を返します。
DECIMAL("")
は、空白の Decimal
値を返します。
構文
DECIMAL(x)
x
- 任意の値。