LINKTOFORM()

少なくとも 1 つの列に値が事前設定されたフォームへのディープリンク（App 値）を返し、アプリ（指定されていない場合は現在のアプリ）で新しいレコードを作成します。

既存のレコードを編集するには、LINKTOROW() をご覧ください。

使用例

LINKTOFORM("注文の詳細_Form", "注文 ID", [_THISROW]) は、注文 ID 列に現在の行への参照が事前設定された（新しい注文の詳細行を現在の行の子にした）注文の詳細_Form へのディープリンクを作成します。

LINKTOFORM("注文_Form", "顧客 ID", [_THISROW], "配送先住所", [顧客の住所]) は、顧客 ID 列に現在の行への参照が事前設定され、配送先住所に顧客の住所のコピーが事前設定された注文_Form へのディープリンクを作成します。

構文

LINKTOFORM(ビュー, 列, 値, [列, 値...], [アプリ名])

• ビュー - ターゲット ビューの名前を返す式。form 型のビューを指定してください。
• 列 - ターゲット テーブルの列の名前を返す式。
• 値 - 直前の列 引数で指定された列の値を返す式。
• アプリ名 - ターゲット ビューを含むアプリの名前を返すオプションの式。デフォルトは現在のアプリです。
  
  アプリの名前は、エディタでアプリを表示する場合やパソコンのブラウザでアプリにアクセスする場合のアプリ URL の appName クエリ パラメータによって定義されます（これは [Settings] で定義するアプリの略称とは異なります）。たとえば、次のアプリ URL では、アプリ名は ShiftManagement-3518598 です。
  https://www.appsheet.com/template/AppDef?appName=ShiftManagement-3518598&appId=58bb9fcc-b701-462a-87fd-34129fe8fcba&quickStart=False#Data.Columns.Admin%20Scheduled%20Shift

注意事項

AppSheet では、ビュー、列、アプリ名が検証されません。これらが無効であっても（入力ミスがある場合や、存在しないアプリを参照している場合など）、エラーは表示されません。

列、値、アプリ名 は、それぞれ任意の型にできます。いずれも Text 値として解釈され、（ENCODEURL() の場合と同様に）ディープリンクで使用するためにエンコードされます。

関連情報

App 列の型（ディープリンク）

LINKTOAPP()

LINKTOFILTEREDVIEW()

LINKTOPARENTVIEW()

LINKTOROW()

LINKTOVIEW()