この機能は、Google マーケティング プラットフォームに含まれるアナリティクス 360 でのみご利用いただけます。 Google マーケティング プラットフォームの詳細 |
データ探索ツールは、Google アナリティクス 360 をご利用のお客様に無料で提供される、高速で柔軟性の高いユーザー志向の分析ツールです。オーディエンスを調査、特定、比較、操作するうえで役立ちます。
Quick Tips: Introduction to Advanced Analysis
データ探索ツールを利用するメリット
このツールを使用すると、Google アナリティクスのデータを詳しく調べてインサイトを見出し、具体的な行動につなげることができます。Google 広告だけでなく、Google マーケティング プラットフォームの他のサービスからもデータを取り込むことができます。
データ探索ツールを使用すると、各種のデータ探索手法を簡単に設定することができ、切り替えも容易です。データのドリルダウンや並べ替え、リファクタリングを実施したり、ディメンションや指標をすばやく簡単に追加、削除したりすることもできます。最も関連性の高いデータだけに絞り込むには、フィルタとセグメントを使用します。
興味深いデータセットを見つけたら、それを Google アナリティクスのセグメントまたはユーザーとしてエクスポートできます。データ探索は、組織内だけでなく外部の関係者とも共有できます。エクスポートしたデータを他のツールで使用することもできます。
データ探索ツールの仕組み
このツールで保存した作業は、データ探索セクションでグループにまとめられます。データ探索セクションを使用すると、自分で作成した、または他のユーザーから共有されたすべてのデータ探索を簡単に見つけることができます。データ探索のテンプレートを使えば、すぐに利用を開始できます。
データ探索は 1 つ以上のタブで構成され、各タブでは特定のデータ探索手法に基づいてデータを表示できます。
手法を選択すると、タブ内でのデータの分析方法が決まります。標準の Google アナリティクスにも同様の手法がありますが、それらより機能が強化されています。
現在、データ探索ツールで使用できる手法は次のとおりです。
自由形式のデータ探索では、使い慣れたクロス集計表の形式でデータを探索できます。棒グラフ、円グラフ、折れ線グラフ、散布図、地図など、さまざまなスタイルの表示形式を適用することもできます。詳細
目標到達プロセスでは、サイトやアプリを経由するカスタマー ジャーニーをビジュアル表示できます。この手法を使用すると、ユーザー エクスペリエンスを最適化することや、高い成果が得られている(または十分な成果が得られていない)ユーザーを特定することができます。詳細
セグメントの重複手法では、ユーザー セグメント同士の関係性がベン図で表示されます。この手法を使用すると、複雑な条件を満たしている新しいユーザー セグメントを特定できます。詳細
変数とは、データ探索に使用できる一連のディメンション、指標、Google アナリティクス セグメントのことです。[変数] パネルでは、これらの変数を簡単に追加、削除できるほか、アナリティクスのビューを切り替えたり、データ探索の期間を調整したりすることもできます。
設定は、選択したデータ探索手法で現在使用されている変数です。設定に新しい変数を追加するには、[変数] パネルで目的の変数をドラッグするか、ダブルクリックします。設定には、現在選択されている手法に固有のフィルタやその他のオプションも含まれます。
データ探索ツールの制限事項
データ探索ツールには以下の制限事項があります。
- アナリティクス 360 をご利用のお客様のみ利用できます。
- ユーザーあたり、ビューごとに最大 200 件のデータ探索を作成できます。
- ビューあたり最大 100 件の共有データ探索を作成できます。
- データ探索ごとに最大 10 個のセグメントをインポートできます。
- Google アナリティクス 360 と同じサンプリングの制限が適用されます。