Google アナリティクス 4(GA4)プロパティは、ウェブデータ ストリームのほか、アプリデータとモバイルデータを測定できるように設計されています。ただし、モバイルについて考慮する際には、ネイティブ モバイルアプリ(GA4 のコンテキストでは、通常、Android または iOS 向け)と、モバイル デバイス上のブラウザ内で表示されるウェブサイトを区別することが重要です。この記事では、ネイティブ モバイルアプリとモバイルウェブの両方でのコンバージョンとコンバージョン最適化について説明します。
Google アナリティクス 4 で自動的に収集されるイベントの多くは、特に Android と iOS のデータ ストリームに関連しています。また、コンバージョンとして自動的にカウントされる GA4 のイベントはすべて、モバイルアプリのコンテキスト内で生成されます。
モバイルアプリの成長を測定して最適化するには、自動的に収集される以下のアプリイベントをコンバージョンとして扱うことも検討してください。
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app_update
notification_open
また、ユーザーに行ってほしくない操作をコンバージョンとして浮き彫りにすることで、変動や負の動向に対応することもできます。たとえば、
app_remove
イベントはコンバージョン トラッキングを行う対象として適しています。一貫性のあるクロス プラットフォームでのコンバージョン レポート作成
このトピックで説明するビジネスケースは、ウェブサイトとモバイルアプリのどちらにも同じように当てはまります。見込み顧客情報の送信や動画の再生など、ウェブサイトやモバイルアプリでユーザーに行ってもらいたい特定の操作がある場合は、GA4 のクロスプラットフォーム測定機能を利用すると、包括的で分割可能なレポート作成をウェブ環境とモバイルアプリ環境で行うために必要な整合性を保つことができます。