広告リクエストは、広告が返されたかどうかに関係なく、サイトが広告配信をリクエストするたびにカウントされます。カバレッジが 100% の場合を除き、広告リクエスト数は一致したリクエスト数（サイトに返され、表示された広告数）より多くなります。このため、リクエスト数が一致することはありません。
一部のレポートには、一致するリクエストのみが表示されているとみなすべき列があります。たとえば、ターゲティング タイプ レポートでは、サイトに掲載された広告のターゲット方法が表示されますが、広告リクエスト数が一致しないと、対象となる広告がないと見なされます。この場合、リクエストのターゲティング タイプが特定されないため、一致しないリクエストが個別の行に表示されます。
一致しない広告リクエストが表示されるレポートの例
- ユーザーが 3 つの広告ユニットを含むサイトにアクセスし、ページの読み込み時に 3 つの広告リクエストが送信されたとします。
- 1 つの広告ユニットに関連するすべての広告をブロックしていて、広告が 2 つだけ返された場合、
- ターゲティング タイプ レポートには、広告リクエストに関する統計情報が次のように表示されます。
- コンテンツ: 1 つの広告リクエスト
- プレースメント: 1 つの広告リクエスト
- （未配信の広告リクエスト）: 1 つの広告リクエスト
この場合、サイトにおけるコンテンツとプレースメントのターゲティングを比較しようとしても、一致しないリクエストはいずれにも分類できないので、別の行に表示されます。
一致しない広告リクエストの統計情報が含まれるレポート
次のレポートには、一致しない広告リクエストのデータが表示される可能性があります。
- 広告タイプ
- ターゲティング タイプ
- 入札単価タイプ
- 広告ユニット
- 広告サイズ
